結論から言うと、わたしが今回言いたいのは香りやニオイの分野にこそ、投資をすべきという話です。
なぜこのようなことを言うのか、それは日常に起こった出来事が原因でした。
ある日、わたしが都内の電車に乗ったときのことです。
平日の夕方、わたしが乗っていた車両に3人組の女子高生が駆け込むように乗ってきました。
大きな声で笑いながら、その女子高生たちは「マジでクサいんだけどw」と話していました。
その瞬間わたしはギクッとし、背中から冷汗が出る感覚に襲われました。
いや、俺もともとワキガなんだけど…
手術したけど、まさか再発じゃないよね?
と嫌な予感と想像が頭の中を駆け巡りました。しかし、よくよく女子高生の会話を聞いてみると、想像とは違う様子。
「あのさっきのスーツの人、めっちゃくクサかったんだけどww」と自分ではないことになんだかホッとしました。
俺じゃない!と安心した自分が情けなく、心底腹立たしい気持ちにもなりました。
とはいえ、これって自分にも起こりうることだよな、となんだか見知らぬ女子高生に襟を正された気分に。
ワキガ手術を終えてから、最低限のことしかしていなかった自分に、もう一度情熱に火をつけてくれました。
結果、自分自身にももう一度言い聞かせる意味で、香りやニオイの分野に投資すべきであるという結論に至りました。
今回は具体的になぜ投資すべき分野であるのか?
その理由について、詳しく解説していきたいと思います。
投資することによってのメリットとは?
そもそも投資をするということは、見返りを期待してのことです。
見返りがなければ、なんら意味がありません。
そこで香りやニオイの分野について、得られるメリットについて紹介します。
最初にお伝えしておきますが、香りの定義は香水やコロン、またはアロマなど香りづけとして定義しています。
ニオイについては、体臭や口臭などニオイ対策として定義しています。
初対面や相手に与える印象をUPさせてくれる
まず、初めに良い香りを与えることで、印象がポジティブに変わることです。
初対面のときに、良い香りがする人、もう一方は不快なニオイがする人であれば、印象はまるっきり違うものです。
良い香りを印象づけることで、そのほかの印象やイメージもポジティブなものへと変わります。
詳しくは後述しますが、ハロー効果によるものです。
香りやニオイの印象だけが、印象を変えることができるなら、それは大きなアドバンテージです。
なぜなら、ビジネスの場面や恋愛、または面接などでも結果の違いに影響をもたらすためです。
そうなれば、大袈裟ではなく自分自身の人生にも大きな変化をもたらすことが分かります。
香りやニオイからキャラクターやイメージ作りができる
つぎに、香りにはイメージを連想させる効果もあります。
たとえば、香水やアロマでも大人っぽくセクシーな香りやアクティブで若々しい香りなどと紹介されます。
このように香りから自分自身が作りたいイメージを作り上げることができるのです。
たとえば、ビジネスの場などでは誠実な印象を与えたいのであれば、落ち着いたウッディな香り。
逆に広く好まれやすく、さわやかな印象を残したいのであればシトラスの香り。
このように演出したいキャラクターや印象から逆算して、香りを選択して使うのもひとつの手段です。
わたしが香りの分野としてアロマに興味を持ったのも、それがひとつの理由です。
コンプレックスを消して魅力や武器になる
最後にニオイを管理することで、相手に不快感を与えることがなくなります。
さらに香りを上手に利用することで、ひとつの武器となるのです。
今や香りはほかと差別化を図るうえでの、大きな武器であり魅力のひとつになりえます。
というのも、香りは使い方次第でコンプレックスを消して、武器に変えることができます。
たとえば、子供っぽいイメージに見られがちなのがコンプレックスであれば、香りを大人っぽいものに変えてみる。
など、このようにコンプレックスを消して、なおかつ武器へと変えてくれる効果もあります。
そのほかにも、あえてデートの時などに大人っぽい香りを使って、普段とのギャップを演出したりするのもアリです。
恋愛において、ギャップというのは大きな武器になったり、自分の存在を認識や意識させるために使える手段です。
ぶっちゃけ、わたしはこのテクニックによって、まったく意識のなかった女性を意識した経験があります。
なんてことのない瞬間に、ハッと女性を目で追い始めていた自分に気づきました。
そして、最終的にはわたしのほうが熱をあげてしまい、見事に形勢逆転。
香りの効果は、恐るべしです。
マイナスを帳消しにして、プラスに変えることができれば、そこには大きな価値があることは確かです。
デメリットになる要素はあるのか?
ここまで、香りに投資すべき理由とメリットについて触れてきました。
しかし、逆に今度はデメリットについても考えてみましょう。
ぶっちゃけデメリットはありませんが、あえて挙げるとすれば費用が掛かってしまうことです。
投資する費用と時間が掛かること
投資である以上、そこにはかならず費用がついてきてしまうのも事実です。
金額についてもピンキリです。
ただし、投資と聞くと不動産や株のようなものを想像しがちです。
ある種ギャンブル的な要素が強く見えてしまいがちですが、香りの分野はまた違います。
なぜなら、無料でもできること、正しい方法さえ実行できれば見返りが約束されていることなどが理由です。
投資というと、なにも金銭的なものだけではありません。時間もひとつの投資です。
たとえば、身近なところでいえば食生活や生活習慣の改善です。
限りなく費用を抑えながらできるので、すぐにチャレンジしやすいです。
もう一段階ステップアップするとすれば、デオドラントなどのケアへの投資ですね。
デオドラント選びは、一歩間違えると無限に費用を負担し続けないといけません。
そのため、デオドラント選びの確かな目が必要です。
しかし、見極める目を身に着けるためには、どうしても数を試さないといけません。
そこには膨大な費用の負担と時間を割く必要があります。
なおかつ、もしもデオドラント選びに失敗すれば、その間はクサい人のレッテルを貼られます。
【結論】香りやニオイへの投資は未来を変え人生の質を高める
香りやニオイへの投資は、単純にクサいニオイを防ぐ・良い香りを届ける、というだけには留まりません。
その先には自分自身の未来への投資であり、人生のキッカケにもなりうる一面もあるのです。
なぜなら、香りにはそれほどまでに大きな可能性を秘めていると感じるためです。
良くも悪くも香りにはハロー効果の力も働きます。
ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。 光背効果、ハローエラーともいう。
出典:Wikipedia
たとえば、芸能人のCM広告にハロー効果は表れています。
好感度の高い芸能人Aと好感度0の芸能人Bを起用したケースで見ていきましょう。
前者の芸能人Aを起用したケースでは、「この芸能人が出ているからよい商品なんだ」と好感度に便乗して、商品も良く見えてしまいませんか?
逆に好感度0の芸能人Bを起用したケースでは「この芸能人で…大丈夫かな?」と心の中で商品の印象もダウンしてしまうものです。
これこそがハロー効果といわれるものです。
良いイメージの人間は、良いイメージの影響でそのほかの部分も良く見えてしまいます。
逆に悪いイメージの人間は、悪いイメージがそのほかにもネガティブな評価となります。
【実例】ハロー効果で人生が変わってしまう現実
このハロー効果を香りやニオイの分野に置き換えても一緒です。
クサい印象の人は、それだけで相手に不快感を与えて、さらに清潔感のない人という印象を残します。
ひどいケースになれば、自分自身を客観的に管理できず、細やかな配慮ができないとまで見られてしまうでしょう。
というのも、アメリカではビジネスマンとして、香りやニオイの管理をできない人間を失格と見なされるのです。
口臭や体臭、生まれつきで仕方がないと寛大な心で迎え入れてくれるわけではありません。
それは日本でも同じです。
日本人は体臭は強くないと思われがちですが、その幻想は近年崩れつつあります。
- 食生活の欧米化
- ニオイに対する意識の低さ
食生活の欧米化による、後天的ワキガ体質の急増。
さらに追い打ちをかけるように、ニオイに対する意識の低さです。
ふたつのネガティブな要素が重なって、日本人はクサい人種のイメージができつつあります。
たとえば、一例としてこんな記事があります。
https://toyokeizai.net/articles/-/271748
この記事を見たときに、わたしはなんだか後ろめたい気分にさせられました。
しかし、逆に香りやニオイを管理することができれば、大きな武器となるのも事実です。
前述のように、沢山のメリットがありながら、さらに相手へ不快感を与えません。
そして、さらに自分自身の武器ともなりうるのです。
これからはさらに香りへの投資こそが、ほかとの差別化となり個性にもなると感じています。
たかが香りやニオイですが、されどニオイです。
わたしもニオイに対して悩んでいる方に向けて、有益な情報を発信していくつもりです。
香りやニオイを管理し、さらにデザインをすることがこれから大きなアドバンテージとなることは間違いないでしょう。
わたしの過去の失敗や経験はブログ内に残していくつもりなので、是非参考にしてみてください。
今回のまとめ
香りを上手にコントロールすることが、これからの生き抜く上で重要な要素になりつつあります。
しかし、まだ香りやニオイの分野における重要度に気づいている人は多くありません。
だからこそ、今からニオイを管理して、香りを演出していくことが大きな差別化となるのです。
最終的には自分自身の未来を望んだ方向へ進まさせるための、後押しになってくれるでしょう。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後までお読みいただきありがとうございました。