突然の来客、友人との約束など、自宅に人を招き入れるときって、なんだかソワソワしませんか?
「汚いって思われたらどうしよう」「あれ?あの場所掃除したっけ?」
など、急にあれこれ考えだして、落ち着かなくなりますよね。
そして、掃除で見た目をキレイにすることは出来ても、普段自分が暮らしている部屋の匂いって中々分かりませんよね。
もちろん良い香りがしてれば良いのですが、不快な匂いをさせていたら。。。
そう思うと、居ても立ってもいられません。初めて恋人が自宅に来るときであれば、余計に敏感になるでしょう。
そんな突然の来客や友人や恋人の自宅訪問、不安を感じないようにするには、日頃の対策がなにより大切です。
不快な印象を与えるのを防ぐだけでなく、良い印象を残すためには、掃除+香り作りが重要です。
そこで今回は相手に良い印象を残すための、部屋の香り作りについて、詳しく解説していきます。
【消臭編】褒めてもらえる部屋の香り作りのコツ
まず、部屋を良い匂いにするためには、普段の生活臭を取り除く必要があります。
とはいえ、「そんなことはすでにしてるよ」と思ってはいけません。
普段、当たり前のように過ごしている自宅の家のニオイは、意外にも自分ではわからないものです。
友人の自宅に遊びに行ったときなどが、良い例ですね。
友人の自宅の家のニオイに、自分自身は気づきますが、当の本人はニオイに慣れているせいで、なにも感じません。
なぜなら、鼻がニオイに順応してしまうためです。
そこで、まずはカンタンな方法から、ちょっとした工夫する方法まで、対策を紹介します。
良い匂い作りの基本は、まず余計な匂いを取り除くことです。生活臭は気づかないうちに、部屋にこびりついています。
そのためには、まずニオイの原因をなくすことからスタートしましょう。
正しい換気の仕方!部屋の換気をする
まずは、こもりがちな室内は匂いを溜め込んで、スッキリしません。
シンプルに部屋の換気をしましょう。
これはもっとも時間と手間、そして費用が掛からない方法の一つですね。
ただし、良い匂いにするというよりは、不快な匂いを無くすという表現が正しい方法と言えます。
いわば良い匂いを作り出すための、下準備です。
- 換気時間5分~10分
- 空気の通り道を作る
換気という最初のステップを通過することで、次のステップもより効果的になります。
そして、ポイントは換気の時間にあります。
短時間で効率よく換気を行うには、正しい換気方法を取り入れることが必要です。
換気は、長時間すればするほど良いと思いがちですが、実際には、5分~10分程度が理想的な換気時間です。
そして、窓を開ける時は、一箇所ではなく二か所開けます。
- 二か所の窓を開ける
- 扇風機で空気の通り道を作る
入り口と出口を作ることで、より空気の通り道が出来、スムーズに換気を行えるようになります。
しかし、部屋によっては、窓が一つのケースもありますよね。
その場合は、扇風機などを使って、スムーズに換気を行うと、効率よくなおかつスムーズに空気の入れ替えを出来ます。
換気は部屋のイヤな匂いを消すだけでなく、ハウスダストやウィルスを外に逃がす効果もあります。
そして、新鮮な空気を取り込むことで、気分もリフレッシュし、健康的な空間と匂い作りにも一役買ってくれるでしょう。
【キッチン・トイレ・寝室】身の回りのものを清潔にしてみる
自分の家は、ほとんどの方が、毎日寝食を行う場所です。
そして毎日、部屋には衣類や髪に付着した、外からの汚れを持ち込みます。生活すればゴミが発生したり、部屋の中も汚れます。
そんな外から汚れを持ち込んだり、生活する中で出た汚れやゴミが、部屋のイヤな匂いを作り出しているケースがほとんどです。
そこで、生活の中で使っているものを新調したり、キレイにしたりすることで、匂いの原因がピタリと無くなることもありますよ。
- 普段使っているものを新調するor手入れする
- 目につきにくい場所もチェックする
例えば、もっとも匂いの原因となりやすいのがゴミですよね。
匂いが漏れないように管理していても、どうしても匂いの強いモノや日数が経過すると、自然と悪臭を放ってしまうものです。
キッチン周りなども、とくに匂いが出やすい場所です。
また、カーテンや枕、布団や部屋着、ソファー、お風呂上がりのタオルなど、その他にも匂いの発生源となるものは挙げたらキリがありません。
それらを洗濯したり清潔にするだけで、匂いがなくなることもあります。
まずは基本に立ち返って、自分の身の回りのものをもう一度確認してみましょう。
匂いの原因となるものは、できるかぎり部屋に置かないことを徹底することです。
見た目以上に汚れている!床の拭き掃除をしてみる
つぎに部屋の掃除をするときに、床の掃き掃除をしてみるのもオススメです。
というのも、人間の身体の中で足の裏は非常に汗腺が多く、一日にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
とくに夏場になれば、汗の量は自然と多くなるでしょう。
そんな一日たっぷりかいた足の裏で、部屋を歩けば自然と床は汚れます。
汗で雑菌が繁殖した足の裏のまま、部屋中を歩きまわれば、床には雑菌と皮脂だらけに。
じつは、汗も部屋の汚れやニオイの原因になりやすいです。
- 足の裏は大量の汗をかいている
- 帰宅後には一日の汗や皮脂・汚れを持ち込んでいる
床などの拭き掃除をする分かるのですが、床には想像以上に汚れが溜まっているものです。
汚れが分かりやすい白い雑巾などで拭いてみると、意外にもホコリ、髪、ゴミ、衣類の繊維などでビッシリなんてこともあります。
それは、汚れだけでなく、部屋の匂いの原因になります。
クイックルワイパーやウェットシートなど、上手くお掃除グッズを活用しながら、床は定期的に拭き掃除をしておきましょう。
鼻をつまむ不快なニオイ!エアコンの掃除をしてみる
あとは意外なところでは、空調です。
普段、何気なく使っているエアコンも、定期的に手入れをしないと、ホコリが溜まります。
そして、もっとも匂いの原因となりやすいのが、生活臭がエアコンにこびりついてしまうことです。
詳しいお手入れの方法は、意外とラクなので参考にしてみてください。
とくに夏場と冬場は、エアコンがフル稼働しがちですよね。逆にそれ以外の季節は、定期的な手入れを怠りやすいです。
急にお手入れをしなきゃと焦ってしまう前に、普段から手入れをしておきましょう。
- 生活臭などがこびりつきやすい
- フル稼働時期の前にお手入れしておく
また、春や秋は使う機会がめっきり減るため、掃除自体を忘れている方がほとんどではないでしょうか?
いざ、エアコンを稼働した時に「なんだかクサい」なんてことにならないよう、事前のお手入れが必要です。
なんだか素敵!褒められる部屋づくり・香り編
ここまで消臭対策をお伝えしてきましたが、今度は部屋を良い香りにするための方法です。
消臭をしてから、次のステップとして香り作りをすることです。
それによって、匂い同士が混ざり合ったりすることなく、より良い匂いがする空間づくりが出来るでしょう。
イヤな匂いを打ち消したあとは、良いニオイで来客者の嗅覚に香りで訴えかけましょう。
香りによって部屋のイメージが変わる!お気に入りの香水を使う
香りづくりの定番といえば、香水です。
ただ、部屋に香水を振るだけでは、匂いが強すぎるがゆえに逆効果になりかねません。
ポイントは、あくまでさりげなくほんのり香らせることです。
たとえば香水を振るのは、ハンカチや硬めの紙、オシャレなショップカードを使うと、香りだけでなくインテリアとしても映えるでしょう。
匂いも強く広がりすぎず、なおかつ失敗したときに、すぐに匂いを消すことも出来るため便利です。
- インテリアなどに香水をふる
- 容量は少なめがポイント
ソファーやベッドに直接香水を振ってしまうと、失敗した時に大変です。
なおかつ香水の香りが、自分以外には合わない可能性も考えられます。
ハンカチや紙などであれば、事前に試しやすいです。
香りは時間経過をすると、かならず変化をします。
そのため、部屋の中でどのような変化を遂げるのか、事前にシミュレーションしてみるのも良いでしょう。
ルームフレグランス・アロマを使う
つぎに、ルームフレグランスやアロマを使った方法です。
ルームフレグランスは好みの香りを選んで、部屋に置くだけです。
香りの調節もしやすく、比較的費用も安価なためコスパに優れています。
アロマを活用する場合は、アロマディフューザーを使って、部屋中の香りをアロマにしてしまうのが一番のオススメです。
- 香りは置く場所でニオイの強弱を調整
- アロマを垂らして拭き掃除
良い匂いをさせるだけでなく、最近のアロマディフューザーは、オシャレで見た目の良さもプラスしてくれます。
値段は2千円のお手頃なものから、3万円の高級品まで、値段はピンキリです。シチュエーションに応じて、使いわけるのも良いでしょう。
また、プレゼントなんかにもオススメです。
アロマディフューザーは、香りだけでなく、インテリアとしても活躍してくれます。
それだけでなく、香りを何種類か用意すれば遊べるアイテムにもなります。
たとえば、友人や恋人と好きな香りを試したり、共有できる楽しさも一つ増えますね。
お互いの匂いの好みが知れたり、会話の話題が増えると助かるものです。
意外な共通点が知れて気持ちが通じ合えたり、それだけで場が和んだりしますよね。ぜひ、自分なりの活用方法も見つけてみてください。
ちなみにタオルにアロマを垂らして、床の拭き掃除をすると、部屋の匂いもほんのり良い香りになりますよ。
自然の香り!柔軟剤や石鹸を活用する
これは強い匂いが、苦手な方にオススメな方法です。
洗濯の際に、柔軟剤を使うと衣類が良い香りになりますよね。
その柔軟剤の匂いがついた衣類、またはタオルを部屋に置いておく方法です。
匂いの強さでいえば、弱い部類に入りますが、ほんのり柔軟剤の良い香りが漂います。
匂いが強すぎずジャマになることがないため、少しだけ良い匂いを出したい時に使える方法でしょう。
- 強いニオイが苦手な方にもおすすめ
- インテリアにもなる石鹸は万能
そのほかにも、石鹸を部屋に置いておくだけの方法もあります。
香りも苦手な人が少なく、なおかつ匂いとして不自然な香りではありませんよね。
たとえば、お土産でもらって使っていないものを再利用。好きな香りの固形石鹸を選んで置くだけ。
このように二次活用したり、さらに手間も掛かりません。
ただし、保管方法だけは守りましょう。
直射日光などを避けた場所に置くようにしてください。ちなみに液体タイプでなく、固形タイプのものを選ぶのもポイントです。
今回のまとめ
今回は良い匂いの部屋を作るための、さまざまな方法でした。
沢山ありましたが、自分にピッタリの方法は見つかったでしょうか。
来客向けとして良い匂いがする空間づくりを紹介しましたが、もちろん自分自身にとっても、得られるものは多いです。
たとえば、良い匂いがすることで、気持ちが落ち着く、気分転換になる、自宅に帰りたくなる、など沢山のメリットがあります。
たかが匂いですが、人に与える印象や自分自身の気分まで左右するものです。
紹介した方法を実践して、「部屋の匂いが良いね」そんな風に褒めてもらえることを心より願っています。
アロマを活用する方法なんかもオススメですよ。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。