手というのは、毎日当たり前のように使い、目にもしますが、ケアをしているという人は多くありません。
手を見ればその人が分かる。と言われることもあるほど、人となりや考え方さえも出る部位と言われることがあります。
そんな手、ふと視線を送ったときに、キレイな指や手をしていると自然と目に入ってしまいませんか?
じつは目につく場所だからこそ、ケアするべきポイントのひとつです。
今回はそんな手のケアのひとつである、ハンドクリームの正しい使い方について、掘り下げていきたいと思います。
美しく上品な香りが漂う手は、男女ともに非常に魅力的に映ります。
正しい使い方と注意事項を守ることで、カンタンに美しく、なおかつ良い匂いがする手に変わるでしょう。
効果アップ・美しく良い匂いがする手はハンドクリームの塗り方が鍵
手のケアをする前に、意外と忘れがちなのが下準備です。
ここでひと手間をかけることで、よりハンドクリームの効果を最大限に生かし、美しく上品な香りの手になることができます。
- 汚れを落とすこと
- 保湿をすること
ただし、間違った方法で使うと、ハンドクリーム自体をムダにするだけではありません。
肌トラブルを抱えて、なおかつクサイ匂いの手になってしまう可能性があるでしょう。
気になる異性の手がもし「クサかったら」幻滅しませんか?
汚れは必ず落とす・事前に手洗いをする
まず、ハンドクリームをつける前に、余計な汚れや皮脂はしっかり落としておきましょう。
普段、緊張したときに手汗を意識する程度で、あまり汗をかいていない印象がありますよね。
しかし、じつは気づかぬうちに汗をかいて、汚れているものです。
- きちんと汚れなどは落としておく
- ゴシゴシ洗いすぎないようにする
洗い方はカンタンです。
指先から手の甲、手首まで隅々洗うようにしましょう。そして、しっかりと汚れなどを落とした後に、タオルで水分を拭き取ることです。
肌を痛める原因にもなるので、ゴシゴシしすぎないようにしましょう。
優しくて丁寧に洗うのがポイントです。
ここがポイント・保湿によるひと手間
最後に手をしっかり洗ったあとに、行わなければいけないのが保湿です。
ほとんどの方が、保湿を忘れているのではないでしょうか?
このひと手間が面倒に感じてしまうのですが、このひと手間こそが肝心です。
- 洗いたての手は水分が失われがち
- 水分を補うことでより成分を届きやすくする
美しく上品な香りのする手には、必ず理由と相応の努力があります。
保湿に必要なのは化粧水です。この化粧水を使って、洗いたての手を十分に保湿しましょう。
失われてしまった水分は化粧水によって補うことで、次に使用する美容液やハンドクリームの有効成分などを、肌により届けやすくしてくれる効果があります。
【完全マニュアル】正しい塗り方の手順とポイント
事前の下準備が終わったら、次にようやくハンドクリームを塗ります。
塗り方にもいくつかポイントがありますので、そちらを見ていきましょう。
とくに面倒なことはないので、負担にならずに実践できますよ。
意外と知らない!手もクリームも温める
冬場であれば、手を洗ったあとは、とくに手が冷えていると思います。
しかし、冷えた手とクリームと温めた手とクリームでは、その浸透力に差が生じます。
そのため、温めるひと手間をかけることが、ポイント。
- 手を動かす・ほぐす・マッサージ
- 浸透力がアップするため
まず、冷えてしまった手は、開いたり閉じたり動かしましょう。さらに、マッサージなどをしてほぐします。
ポイントは、クリームを手の甲や手の平にとり、こすり合わせることで、どちらも同時に温められます。
温めることによって、クリーム自体の浸透や伸びにおおきな影響を与えるでしょう。ぜひ、試してみてください。
基本中の基本・優しく隅々まで塗り込む
つぎに、ムラなくまんべんなく塗ることです。
クリームは強く塗り込むことで、浸透するわけではありません。
力を入れすぎてしまうと、逆に肌を痛めてしまう原因にもなります。
優しく丁寧に塗り込むのが、基本的な動作です。
- 優しく丁寧に塗り込むのが基本
- おおまかでなく隅々まで塗り込む
無理な力は、余計なシワなども作ってしまいかねません。
手の甲にとったら、中心部から末端の指先、そして爪先まで塗り込むようにしましょう。
その際は、指の間なども忘れずに塗ることです。
また、その時に優しくマッサージをしながら塗ると良いでしょう。
なぜなら、手のコリをほぐしながら塗ることで、コリもほぐれて、より手や指先も温まります。
保湿ケアに何となくはNG!正しい分量と使用法
ハンドクリームなどを塗る際に、なんとなくで塗ることって多くありませんか?
「大体このくらいかな」「節約のために少し量を減らそう」。
これでは、長い目で見たときに、よりケアが必要になってしまいます。
ムダ遣いせず、なおかつ惜しみすぎず、適正なクリームの量を使いましょう。
クリームの分量の目安は3センチ
もしも、ハンドクリームの量に困った場合は、目安は3センチ程度の量にしましょう。
計測してみたのですが、人差し指の指先から第一関節くらいまでが、およそ3センチ程度でした。
- 基本的な目安は3センチ
- 手に合わせて調整する
自分でも試してみたのですが、正直量が足りないんじゃないか?
と思っていたのですが、手から指先にいたるまで、十分にクリームが行き渡りました。
とはいえ、手の大きさにもよるので一概には言えません。しかし、基本的な一つの目安にしてくださいね。
成人男性で十分に行き届いたということは、女性や手の大きい方は、微調整をしても良いでしょう。
不安な場合は、事前に測りましょう。
注意事項・用法用量を守る
たいていの商品は、裏面などに適正量や注意事項が書かれているものです。
チラっと見るだけで、スルーしてしまいがちですが、きちんと目を通すようにしましょう。
かなり重要なことも書いてあるので、かならずチェックしましょう。
- 用法用量を守る
- 肌トラブルに注意する
なぜなら、用法用量を守ることで、ムダなく正当な効果を得ることが出来ます。
ハンドクリームを正しく使うために、まずすべきことは、正しい使い方を知ることです。
また、手荒れや肌トラブルを抱えている場合は、余計に注意が必要です。
一日何回!?塗り直しのタイミング
手は食事前、汚れたとき、入浴など、一日に何回も濡らしたり洗うものですよね。
ハンドクリームの塗り直しのタイミングですが、基本的には手を洗った直後に行うのがベストです。
できれば塗り直しのタイミングでも、きちんとケアを行うこと、これにより美しく上品な香りのする手に近づけます。
昼間がムリなら、夜だけは十分に時間を掛けてケアをしましょう。
- 手を洗った直後に塗りなおす
- 難しい場合は夜だけでも丁寧に塗る
夜寝る前やお風呂のあとなどに塗ると、寝ている間もしっかりと保湿できます。
わたしも時間がない場合は、夜だけや昼間のちょっとした合間だけになることもあります。
しかし、するとしないとでは、見た目にも香りでも大きな違いを実感していますよ。
毎日継続して習慣化すれば見違える手に変化
最後のポイントは、手のケアを習慣化することです。
ちょっと手が荒れたときにだけ、サクッとケアだけをする方がほとんどです。しかし、美しく良い香りのする手には地道な継続が必要ですよ。
- お風呂上りに習慣化
- まずは一週間だけでも
最初は面倒に感じるかもしれませんが、徐々に変化をしていく手を見ると、面倒クサさは吹っ飛びます。
お風呂上がりのセットのひとつとして、手のケアをおこないましょう。
毎日地道に継続しながら、いずれ習慣化していくことで、ほかとは見違える美しい手になれます。
手というのは、隠しきれない「年齢」が出る場所です。意外と注目して見ている方も多いポイントです。
だからこそケアをすることが、差別化するポイントになり、印象アップにもなるのでしょう。
あと意外と知らないリップクリームの使い方も、目からウロコで役に立ちますよ。
今回のまとめ
今回は正しいハンドクリームの使い方についてでしたが、日頃からどれくらいケアを行っているでしょうか。
日頃からケアを行っている方は、継続して正しい方法でケアをしていただき、ケアをしていない方は、これを機に手のケアをしていただきたいです。
手のケアは、比較的効果が早く実感しやすいので、一度ケアを始めると長続きしやすいです。
まだの方は、是非今日からはじめましょう。
「手がキレイですね」「良い匂いがしますね」この言葉は、思っている以上に喜びが大きい言葉ですよ。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。