唐突ですが、ふと口元を見た瞬間に、唇がガサガサして皮が剥けてる人の印象ってどうですか?
なんだか清潔感にかけて、良い印象を抱く人はあまりいませんよね。
唇の状態は、顔の印象を左右しかねない大切な部分です。
とくに冬など寒い季節になると、乾燥しがちで、気づいたら唇の皮が剥けてるなんてことも日常茶飯事でしょう。
そんな時に活用したいのが、リップクリームですね。
潤いがあって清潔感があり、なおかつ良い匂いがする唇はやはり好印象。
しかし、唇は繊細な部分でありながら、正しいリップクリームの使い方や効果、塗るタイミングなどはよく知られていません。
そのひとつに、リップクリームは縦塗りが基本です。
知っていましたか?このように今回は、リップクリームについて、さまざまな視点から掘り下げていきます。
正しい塗り方を知るだけで、見栄えの美しい唇を手にすることが出来るでしょう。
リップクリームっていつ塗る?リップクリームの活用法
アナタは普段どのような時に、リップクリームを使っていますか?
おそらくほとんどの方が、唇の皮が剥けてしまった時と答えるでしょう。
しかし、それでは一段階遅いのです。本来は、唇の荒れを予防するものとしての役割があります。
そのため、乾いたり荒れそうになる前に塗るのがベター。
- 歯磨き
- 洗顔
- 入浴
例えば、唇の荒れが進んでしまうと出血する場合があります。
それにも関わらずリップクリームを上塗りしてしまうと、更に悪化してしまう可能性があるのです。
とくに唇の水分や潤いが奪われがちなタイミングは、上記3パターンです。
この3パターンが、唇の水分を奪う可能性がもっとも高いので注意しましょう。
その他にも唇を舐めたり、噛んだりするクセ、またはエアコンなどの外気の影響、生活習慣やストレスなどによる要因なども考えられます
基本的には上記3つを終えたタイミングで塗るのが、もっとも唇が荒れにくくするためのコツです。
保湿対策・正しい塗り方と使い方をマスターしよう
塗るタイミングが分かったら、次に大切なのは正しい塗り方です。
わたしも正しい塗り方を知るまでは、間違った方法で塗っていました。
見た目、清潔感、良い匂い、この3拍子揃った唇を手にするためにも、ここで正しい塗り方を知っておきましょう。
食事や汚れ・塗る前に唇を清潔にしよう
唇は飲食をしたりするために、汚れやすい場所でもありますね。
何気なく唇を噛んでしまったり、手で触れてしまうなど、意外と接触する機会も多いです。
そのため使用前は、唇に付着した汚れなどは、事前にすべて落としておく必要があります。
- 唇についた汚れなどは事前に落としておく
- 見た目以上に汚れている場合がある
とくに食後などは、注意が必要です。
食事は汚れ自体が、見た目で分かりにくいものもあるため、ティッシュやナプキン、またはハンカチなどで拭き取るのがベターです。
そうすることによって、リップクリームの成分がきちんと唇に付着します。
手の先を使ってリップクリームは温める
とくに冬場は、リップクリームも冷たくなって固くなりがち。
そんなときこそ、リップクリームは使用前に温めることで、柔らかくすることがポイントです。
なぜなら柔らかくすることで、唇への摩擦や負担にもなりにくいです。
- 使用する前に手などで温める
- 摩擦や負担を防ぐ狙い
塗る際も力を入れすぎないようにして、優しく丁寧に塗るようにしましょう。
身体をゴシゴシと洗うのが肌を傷めるように、ソフトに扱うのが基本です。
スティックタイプの場合は、使用前に使う先端部分を手で温める。
チューブタイプは、いったん手に取って、温めてから使うのが負担のない理想的な使い方です。
間違い!横塗りじゃなくて縦塗りが基本
リップクリームを塗る際、唇に沿って横塗りをしている人がほとんどではないでしょうか。
しかし、冒頭でもお伝えしたようにそれは間違いです。
リップクリームは縦に塗るのが、基本的な正しい塗り方です。
- かならず縦塗りする
- シワに沿うため成分が行き届きやすい
なぜなら、それには唇の構造が関係しているためです。
唇はじつは縦にシワが何本も入っているために、横塗りをしても十分に成分が行き渡りません。
そのため、シワにもきちんと成分が行き届くように縦塗りするのが、もっとも効果的な方法です。
何回が理想?一日5回が目安
ケア不足はもってのほかですが、ケアのしすぎも注意が必要です。
唇のケアは、乾いたらすぐに塗るのが効果的と思われがちですが、1日5回程度に留めておくようにしましょう。
なぜなら、唇は思っている以上にデリケートなものです。
そのため、リップクリームを塗る際に生じる摩擦によって、ダメージを受ける可能性があります。
- 食後を含めた5回を目安にする
- 塗りすぎも注意
過度な塗りすぎは唇を傷め、荒れる原因になるでしょう。
普段、多めに塗っている方にとっては、物足りなく感じるかもしれません。
しかし、どんなに多くても朝昼晩と、合間や就寝前を含めて5回にしておきましょう。
劣化注意!品質管理も忘れない
リップクリームに使用期限があるのは、ご存じでしょうか?
リップクリームは、使用前に唇の汚れを拭き取っているので、清潔なものという印象があるかもしれません。
しかし、じつは汚れが溜まりやすいものです。そのため、長持ちさせるためにも、品質管理はきちんと行うべきです。
リップクリームには、スティックタイプやチューブタイプが存在しますよね。
- 不衛生になりがちなので綿棒などで手入れをする
- 使っていると汚れが溜まりやすくなる
しかし、そのまま直接唇にリップクリームを塗ってしまうのではなく、指にとったり、綿棒などにとって塗るようにしましょう。
そうすることによって、汚れにくく清潔な状態のままで、リップクリームを使用し続けることが出来ます。
気づかぬうちに唇は唾液が付着したり、雑菌によって不衛生になりがちです。
手間が面倒に感じるかもしれませんが、ひと手間かけることが理想を手にするための近道ですよ。
注意!シミや荒れの原因・意外と知らない使用期限
わたしの場合、リップクリームは冬場に使っていて余ったものは、また次の秋口などに使うのが当たり前になっていました。
期間で言うと、ほぼ1年使うことになります。
しかし、開封してしまった場合の使用期限は、およそ半年と言われています。
未開封の場合でも2,3年持ちます。
- 開封後は半年以内に使い切る
- 使用期限を過ぎるとシミや荒れる原因となる
そんなとき、「意外に大丈夫でしょ?」と思ってしまうのですが、そこには使うのを控えるべき、きちんとした理由があります。
なぜなら、使用期限が過ぎて劣化してしまったリップクリームは、唇の荒れやさらにはシミになりうる可能性があるからです。
唇を保護し、キレイにするために使用しているのに、肌荒れやシミはもっとも避けるべきことですよね。
開封したら使い切ってしまうか、期限が切れたら新しいものに買い替えるようにしましょう。
おすすめ・タイプで変えるリップクリームの選び方のコツ
リップクリームを選ぶ際に、もっとも重要視して欲しいのが、自分のニーズにマッチした商品を選ぶことです。
- 化粧品
- 医薬品
- 医薬部外品
リップクリームは、おもに3種類のタイプに分けることが出来ます。唇の状態や目的によって使い分けるようにしましょう。
化粧品タイプ
化粧品タイプは、おもに保湿をメインにしたものです。
プルプルの唇にしたりするなど、美容的な側面が強いと思われがちですが、UVカットなどの紫外線対策にも使えます。
- UVカット
- 保湿メイン
唇はケアをすることがあまりないために、顔や腕などに比べると紫外線のダメージを受けやすい場所です。
だからこそ手入れをしておくと、男女ともに好印象です。
キレイな唇を手にするためにも、一本持っておくと重宝するでしょう。
医薬品タイプ
医薬品タイプは、荒れてしまった唇を正常に戻す際に使うものです。
荒れを予防したり、保湿をメインにしたものではありませんが、すでに荒れてしまった時に効果を発揮するでしょう。
- ダメージ用
- 治療効果のある成分入り
炎症してしまったり、出血したりとダメージが進行した際に、治療効果のある成分がメインで構成されています。
ダメージを受けた状態を放置しておくと、悪化の恐れやダメージが残ってしまう可能性もあります。
手遅れになる前に対応をしておきましょう。
医薬部外品タイプ
医薬品タイプは、ダメージが浅い状態の時や荒れを予防するために使われます。
ダメージが進行した状態の時には有効ではありませんが、軽めの症状や予防効果としては、確かな効果を発揮してくれます。
- 浅めのダメージ
- 荒れ予防対策
見分けるポイントはカンタンです。商品には「医薬品」と記載されていることが多いです。
冬場になる前の、秋口から持っておくと便利です。
自分自身の症状に合わせて、医薬品タイプを選ぶようにしましょう。
人気や売れ筋だけじゃない!最後に香りを楽しもう
現在、リップクリームはさまざまな香りのするタイプが販売されています。
いままではメンソレータムが定番でしたが、甘い香りからお菓子の香りまで、その種類は数え切れません。
見た目の潤いや清潔感を手に入れたあとに、最後に香り付けて印象をさらにアップすることが大切です。
- 使用目的が決まったら、最後に香りで選ぶ
- 口元からほんのり良い香りを漂わせる
人と接近したときにふわっと良い香りが漂って、近づきたくなる唇を手にしましょう。
人は美しいものや惹かれるものには、視線を奪われ、自然と手を延ばしたくなるものです。
潤って清潔感があって、良い香りがする唇は、まさにそれにピッタリでしょう。
ただし、最大限効果を発揮するためには、お口のケアも忘れないこと。
口内環境を整えて清潔な状態にすると、より良い香りが効果を発揮し、アナタの魅力の一つとして輝いてくれるでしょう。
今回のまとめ
普段、なんとなく使っているリップクリームも正しい使い方を知ることで、アナタに大きなメリットをもたらしてくれます。
とてもデリケートな部分であるからこそ、きちんと手入れをすることでより輝きを増します。
唇は顔の印象を左右するだけじゃなく、その背景にある生活や人となりまでをもイメージさせてしまうもの。
唇を攻略することが、あなたのモテ度をアップさせることは間違いありません。是非、本日から正しい使い方を取り入れてみてくださいね。
あなたの悩みが一つ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。