衣類のニオイ

【黄ばみ・ニオイ落とし】わきが臭や汗汚れがひどい衣類の効果的洗濯

  • 「衣類のわきが臭や汗のニオイが気になる」
  • 「洋服の黄ばみや汚れが気になる」
  • 「どのタイプの洗剤が良いのか分からない」

わきが体質に悩む方によって、じつはニオイと同じくらい問題になるのが、衣類や洋服の問題です。

いつも通り洗濯をしても、ニオイが残っていたり、制汗剤やデオドラントのせいで洋服の黄ばみやシミが落ちない経験はありませんか?

もしもお気に入りの洋服や、制服や仕事着であれば、なおさらやっかいです。

ということで、汚れや変色のヒドイ衣類の、効果的な洗濯方法をお伝えしましょう。

まずは汚れやニオイの原因を知り、次に正しい洗濯の選び方、そして最後にわたしのオススメ方法を紹介します。

わたしもワキガ手術を受ける前の当時は、ほぼ毎日制汗剤を使っていたので、下着や洋服の汚れは悩みのタネでした。

しかし、効果的な洗濯方法と二次利用の方法を知り、カンタンに悩みを解消することが出来ました。

また、本人以外にも、家族のニオイや汚れに悩んでいるケースもあります。

さっそくですが、意外と忘れがちな点について知っておきましょう。

対策方法!わきが臭や汗汚れがひどい衣類の効果的洗濯

夏になるとTシャツ一枚やシャツなど、薄着になったり、逆に冬でもインナーとして下着は欠かせません。

365日ほぼ毎日着るからこそ、汗のニオイだけではなく、衣類のニオイも気になるものです。

そして、注意深く気にすべきです。

なぜなら、衣類というのは、見た目以上に汚れやニオイが残りやすいものです。

さらに見た目はキレイでも匂いが残っているケースも存在します。

  • 下着は毎日着るもの
  • 自分のニオイに順応する
  • ニオイや汚れに気づきにくい

とはいえ、気づかなければわきが臭や汗クサいニオイが出ても、衣類にニオイが付着したままになることもあります。

クサいニオイがする衣類を着たまま外出すれば、衣類がクサいのではなく、クサい=本人となります。

さらにワキガ体質であれば、さらに深刻です。

なぜなら、自分自身の体臭などには慣れてしまうので、ニオイに気づかないためです。

もっとも避けるべき問題点は、気づかないことです。

結果、周囲が露骨に鼻をつまんでしまったり、会話自体を避けてしまったり…となる前にきちんと対策をしておく必要があります。

ポイントは、ニオイや汚れができるだけつかないように、事前に対策をしておくことです。

おもな汚れやニオイの原因は、たったの4つだけなので、これをきっかけに覚えてしまいましょう。

なぜ洋服にニオイ移りして残る?4つの原因とは

ガンコな汚れやニオイが、洗濯をしても落ちないのには、いくつかの理由が考えられます。

じつはその原因は、おもに4つに分類されます。

基本的なところでいえば、洗剤の選び間違いです。

落としたい汚れとニオイに対して、適切な洗剤を使えていますか?

どれも覚えておくだけで、事前に汚れを防げるので、これをきっかけに覚えてくださいね。

洗剤選びの間違いに気づかない

1つ目の原因は、使っている洗剤の効果に対して、汚れやニオイが合っていないケースです。

というのも、汚れやニオイの成分によって、効果的な洗剤の種類が異なります。

汚れに対して、適切な洗剤選びから間違っている可能性があります。

意識をしておきたいポイントが3つあります。

  • 汚れと洗剤の効果が合っているのか?
  • 洗濯する衣類には使えるのか?
  • 好きな香りだけで選ばない

いくら汚れやニオイを落とそうと頑張っても、洗剤が合っていなければ、落とすことが出来ません。

詳しくは後述しますが、汚れやニオイに対して、最適な洗剤を選びます。

そして、衣類の洗濯表示を見て、使える洗剤なのかを確認します。

最後に意外とやりがちな間違いです。

洗剤を香りだけで選んでしまうことがありませんか?

好きな香りは気分を上げてくれるものです。

ただし、汚れやニオイを落とすことだけに関して言えば、オススメ出来ない選び方です。

わたしもそれによって、汚れやニオイ落としにムダな苦労をした経験があります。

まずはどのような汚れなのか、そして洗剤にはどのような効果があるのか、目的と効果の合った洗剤を使う必要があるでしょう。

次は、意外と忘れがちな部分です。

ニオイが移りやすい洋服の繊維や素材がある

2つ目の原因は、洗剤が合っていたとしても、効果が出ないケースです。

結果、気づかないうちにニオイがついたままで、汚れを落としきれていない可能性があります。

なぜなら、衣類によってニオイや汚れがつきやすいものが存在するためです。

洋服の繊維というのは、様々な種類がありますね。

そんな中でもニオイのつきやすい洋服、ニオイがつきにくい洋服があると思いませんか?

当たり前ですが、洋服の繊維というのは多種多様です。

  • 繊維によって移りやすさが異なる
  • 汚れやニオイが落ちにくい繊維もある

汚れが落ちにくい素材、ニオイが染み込みやすい素材、ニオイやシミが残りやすい繊維などが存在しているのです。

間違ってない?ワキガ臭や汗くさいニオイに強い!服選びのススメの記事でもお伝えしましたが、あえて汚れやニオイがつきにくい洋服を選んでみるのもオススメです。

洋服の選び方を変えるだけで、黄ばみのつき具合、または鼻を近づけたときのニオイはウソのように変わります。

ただ洋服を変えるだけです。ズボラなわたしのような人でも、ストレスなくトライしやすいですよ。

つぎは、気づかぬうちによくやってしまいがちな習慣です。

汚れやニオイがついたまま放置している

3つ目の原因は、汚れやニオイの放置によるものです。

汚れやニオイがついた際に、そのまましばらく放置していませんか?

心当たりがある方も多いはずです。

ニオイがついたままの衣類と、他の洗濯物を同じ洗濯槽に長時間放置してしまえば、ニオイ移りの可能性もあります。

放置をすべきでない理由はカンタンです。

なぜなら、汚れやニオイがついたときは、時間との闘いだからです。

  • 汚れやニオイをつけたまま放置している
  • すばやい対処が鉄則

というのも放置してしまえば、雑菌が繁殖し続けます。

汚れやニオイは放置せずに、すばやい対処が鉄則です。

たとえば洋服にシミがついた時に、すぐにシミ抜きで対処をすると、洗ったときにシミが残りにくいものです。

しかし、時間が経った後にシミ抜きをしても、シミは残りやすいものですよね。

その原理と同じです。

場合によっては仕事や手が空かないケースもあります。

そんなときにNGなのは、時間が空いてしまったからと絶対に放置しないこと。

かならず遅くなっても対策をしましょう。

いよいよ、つぎが最後になりました。

洗濯槽の汚れが洋服に移る

4つ目の最後の原因は、洗濯槽の汚れによるものです。

汚れやニオイに適した洗剤選びをしても、洗濯槽に汚れが残ってしまっていれば、新たなニオイや汚れの原因の元となります。

せっかく頑張って汚れやニオイが落ちても、洗濯槽のなかでまた元通りになるでしょう。

最後の最後に努力が台無しですよ。

そこで定期的な洗濯槽のお手入れです。

「面倒でムリ」と思ったかもしれませんが、大丈夫です。手間は掛かりません。

ズボラなわたしは洗濯槽専用の洗剤もあるので、カンタンに汚れも落ちますよ。

  • 洗濯槽の汚れは気づきにくい
  • 定期的なお手入れが必要

定期的に洗濯槽は掃除していますか?

意外と忘れがちな洗濯槽も、定期的な手入れをしておきましょう。

パッと見では分からないのですが、意外にも洗濯槽は汚れているものです。

そして、ここからは洗剤の基礎知識についてです。

今回のテーマにおける、もっとも大切なところです。

落ちないニオイ!取れない汚れに!知っておきたい洗剤の知識

普段、あなたはどのような洗剤を使っていますか?

わたし自身はニオイを意識するまで、あまり洗剤の種類や成分について、細かくこだわったことはありませんでした。

しかし、汚れの種類によって洗剤なども変えるべきことを知り、そこから洗剤の選びと使い分けをするようになりました。

ここからはお手持ちの洗剤を比べてみてくださいね。

酵素系漂白剤

まずは、定番の漂白剤です。

漂白剤と聞くと、「黄ばみなどの汚れ落としだけでは?

と思いがちなのですが、汚れだけではなく、じつはニオイや菌を取り除くのにも大変効果的なことは知られていません。

なにより消臭、漂白、除菌と三拍子揃っているのが特徴です。

そして洗濯のときのポイントは、ただ洗剤を入れるだけではありません。

酵素系漂白剤を使用する際は、基本的にはつけ置きです。

汚れやニオイを落としたい部分に、漂白剤をつけながら、35度~45度前後のお湯につけて20分ほど放置します。

たったこれだけで抜群の効果です。

  • 消臭、漂白、除菌に対応できる万能性
  • 20分のつけ置きが効果的

さらにニオイや汚れの強弱や好みによって、20分以上の放置もしても良いです。

ただし、注意点もあります。

長時間放置する方が良いと思われがちなのですが、それは間違いです。

なぜなら、実際は最短20分程度でも、効果は十分なのです。

ただし、前もって通常の洗濯で落ちるような汚れは、予洗いで落としておく必要があります。

予洗いとはいっても、意外にもカンタンです。

  • ガンコな汚れには予洗い
  • ひと手間かけると落ちやすい

たとえば、脇や首元などは、汚れやニオイの原因となることが多いですよね。

しかし、石鹸などで洗っておき、軽く流しておいた上で、酵素系漂白剤を使用するとより効果的です。

そして、つけおきが終わったら、洗濯機でさっと洗い流しましょう。

ほかにも、セスキ炭酸ソーダや重曹の使用などの洗濯方法もあります。

とはいえ、酵素系漂白剤が最も効果的で時間が掛かりません。

そして、分量にもちょっとしたコツがあります。

酵素系漂白剤のベストな分量はどれくらい?

ちなみに、酵素系漂白剤は水が20~30㍑前後で、大さじ1.2杯が効果的でした。

ただし注意点もあり、肌が弱い人などは、手が荒れたりする可能性もあります。

取り扱いには注意をしましょう。

具体的にはゴム手袋などを使用すると、安全に洗濯が出来ます。

  • 水を20ℓ~30ℓ前後にする
  • 大さじ1、2杯が効果的

それ以外にも注意点があって、酵素系漂白剤には向かない衣類も存在します。

基本的にはほとんどの衣類に使用可能なのですが、絹や毛、または装飾された洋服の金属、留め具、ボタンなど。

タイダイ染のものや生成りなど、適していない衣類なども存在します。

素材表記タグや洗濯表記タグなど、事前にきちんと確認を行いましょう。

残りはふたつだけです。

セスキ炭酸ソーダ

次点で挙げられるのが、セスキ炭酸ソーダです。

アルカリ剤の一種で、洗剤だけではなく入浴剤にもよく用いられます。

重曹に比べると、溶けやすく扱いやすいのが特徴です。

ただし、酵素系漂白剤に比べると、強力な汚れなどの洗浄には弱いです。

どちらかといえば、目立たないシミや薄汚れなど、軽めの汚れに適しているでしょう。

  • 予洗いや軽めの汚れ向き
  • つけ置き60分が効果的

しかし、軽めの汚れであれば、十分に効果を実感出来ます。

また予洗いとしても使えるため、強力な汚れを落とす際に活用もできます。

さらには、酵素系漂白剤に比べて、手荒れするリスクは低いです。

強力な汚れは落とせないですが、すべてのバランスが取れているのが、セスキ炭酸ソーダです。

こちらも使用方法は、基本的につけ置きになります。

汚れが気になる箇所に、セスキ炭酸ソーダでもみ洗いし、溶かした水の中でじっくりとつけ置きをします。

  • 手荒れの心配がない
  • もみ洗いでつけ置き

つけ置きの時間の目安は、60分程度です。

水に溶けやすい特徴があるので、水に溶かしてスプレーなどに活用する方法もあります。

わたしも制汗剤でひどく黄ばんでしまった、Tシャツの予洗いで使ったときは非常に役立ちましたよ。

一つ持っておくと重宝するので便利です。

汚れが少なく、なおかつ時間がある時に試してみて下さいね。

つぎが最後です。

重曹

重曹は臭い消しや洗濯などの際、よく使われるものです。

すでに日常的に使用されている方も多いのではないでしょうか?

スーパーなどでも格安で売っており、広く一般にも浸透しています。

まず重曹の特徴は、アルカリ性であることです。

酸性の汚れやニオイを中和して落としてくれます。

粒子も細かく、水に溶けにくく、汚れを浮かび上がらせてくれます。

しかし、弱点はセスキ炭酸ソーダに比べると、水に溶けにくいことです。

なぜなら、非常に弱いアルカリ性になるので、洗浄力で劣ります。

そして、使い方にも注意が必要です。

  • 環境に優しい洗剤である
  • 合わせて使うと効果的
  • 時間が掛かる

取り扱いには基本的な知識を必要とし、手間や時間がかかってしまうためです。

洗濯機によっては、使用を禁止しているものもあります。

とはいえ、注意が必要なのは上記の2点だけです。

  • 洗濯槽の洗浄にも使えること
  • コストが掛からないこと
  • 人体や環境にも優しく配慮できる
  • 酸性の汚れやニオイを中和

このように数多くのメリットがあるのも事実です。

さらに洗濯用洗剤と同時につかうことで、洗濯物をよりスッキリ白く、柔軟剤のようにフワっと仕上げることもできます。

他の洗剤に足りない要素を補うことで、より効果を発揮するケースもあります。

洗濯以外では、カビ取りや掃除などにも活用可能です。

最後に番外編でのオススメをお伝えします。

汚れやニオイの度合いが変わる!汗脇パッドとスチームアイロン

ここからは洗濯ではなく、ニオイや汚れを予防するための対策方法です。

実際に試した上で、高い効果を感じたので、ぜひ試してみてください。

オススメの対策は2つあります。

  • 汗脇パッドで汗染みと汚れを防ぐ
  • スチームでニオイを飛ばす

一つ目は、どうしても大事な衣類を汚したくない場合には、汗脇パッドの使用をオススメします。

わたしも使用していたのですが、衣類への汚れやダメージを、格段に減らすことが実感出来ました。

なぜなら、衣類へのダメージの原因となる、皮脂汚れや汗を全て汗脇パッドが吸収してくれるためです。

もちろん、ニオイが直接つくことも防いでくれますし、大切な衣類が黄ばむこともありません。

衣類への汚れやダメージ、ニオイの付着を未然に防ぐこともできるため、大切な衣類を守る方法の一つとして活躍してくれました。

汗脇パッドは、使い捨てタイプがオススメです。

長期間使用できるタイプに比べると、費用は掛かるのですが、使い捨てのため常に清潔な状態で使えます。

どうしても長時間使用できるタイプは、黄ばみでの汚れ・ニオイの染み込み・ヨレヨレになってフィット感が落ちてきます。

そのため、常に清潔な状態で使える使い捨てタイプがオススメです。

洋服に合わせて、外から透けないように色を変えて、使い分けすると完璧です。

スチームアイロンの蒸気を使う

もう一点は、スチームアイロンのスチームを活用する方法です。

スチームアイロンの蒸気を使って、ニオイを飛ばします。

高温で繊細な粒子が勢いよく噴射されることによって、ニオイの粒子を除去します。

さらにシワ取りも同時にできるので、一石二鳥です。

ただし、注意も必要です。

というのも、ニオイの度合いやニオイの種類によって、効果を発揮しにくいものもあります。

洗濯をするほどの時間がない、ニオイが弱い場合など、用途は限定的です。

しかし、タバコや外気の臭い消しなどにも使われたりするなど、頑固なニオイにも効果的です。

洗濯するほどの時間がないときにオススメです。

消臭だけでなく、洋服のシワを伸ばすことを同時に行えるので、時短になってオススメです。

この2つの方法を試しても落ちない場合は、最終手段もあります。

どうしても汚れやシミが落ちない!そんな時の二次活用方法

何度も何度も洗剤で洗い、頑張ってみたけど、どうしても汚れやシミが落ちないな。。

そんなこともあると思います。

しかし、そんなときは洋服を捨てる前に、二次活用を考えてみましょう。

どうせ着ることができない洋服、捨てたりリサイクルしてしまうのも一つの方法ですよ。

そのほかにも、洋服をハサミで切って、ふき除などに活用するのもひとつの手段です。

要らなくなった洋服が、あっという間にお掃除グッズに早変わりします。

意外と消費の早いお掃除グッズにすることで、節約にもつながります。

意外とすぐにできるので、捨てる前に試してみてください。

捨てるの待って!制汗剤や汗・皮脂で黄ばんだ洋服の再利用方法

今回のまとめ

今回は汗のニオイや汚れへの対策だけではなく、衣類などの汚れやニオイについても、知ることが出来たのではないでしょうか。

大切な時にニオイや汚れが気になる、と焦るのではなく、日頃からニオイと汚れを意識しながら、洗濯や消臭をしていきましょう。

洗剤選びに慣れるまでは、面倒に感じるかもしれません。

しかし、実際に汚れやニオイがなくなる瞬間を目の当たりにすると、そんな面倒もいつしか楽しみに変わります。

ズボラな面倒くさがりなわたしが、楽しみへの変化を経験済みです。

無理なく楽しみながら、ニオイや汚れに向き合っていくことが、長続きする秘訣かもしれませんね。

あとがき

制汗剤やデオドラントを使っていると、衣服が汚れたり、またはニオイがついてしまうことがありますよね。

わたしもニオイ対策とは別に、この洗濯問題は悩みの種の一つでした。

特に夏の季節になると、汗の汚れが最も多くなるので、手入れが大変。

そんな中、さまざまな方法を調べ、実践していく中で一番の方法を見つけ出すことができました!

洋服が好きなわたしにとっては、大切な衣類のためということで、根気よく試行錯誤をすることが出来たのかもしれません。

そんな経験が誰かの役に立つことが出来れば、それ以上に嬉しいことはありません。

わたしのオススメを試しながら、自分なりのベストな方法を探してみるのも、楽しみの一つかもしれませんね!

あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。

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