ワキガ 基礎知識編

冬の汗はなぜクサイ?ひどい脇汗の原因とカンタンな効果的な対策

夏は大量の汗をかいてビッショリになることも多いですが、じつは冬の汗の方がニオイが強いことは知られていません。

冬場は室内の暖かい空間にいることも多いため、自分では気づかないうちに汗をかいています。

しかし、冬場のかく汗は夏に比べてニオイが強くなりがちのため、放置してしまうと自然と周囲に不快なニオイを与えます。

さらに夏に比べると、冬場はニオイケアをサボりがちになります。

なぜなら、冬の汗は夏に比べると、ミネラルが豊富な汗をかくためです。

成分がより一層濃くなることで、自然とニオイを発生させてしまいやすくなるのです。

原因は以下の4つです。

  • 衣類の変化
  • 水分摂取
  • 汗腺の衰え
  • 基礎代謝の向上

4つの原因について解説しながら、具体的な冬の汗対策についても掘り下げていきましょう。

冬の汗はなぜクサイ?ひどい脇汗の原因とカンタンな効果的な対策

冬になると、気づかぬうちに喉が乾いてることはありませんか?汗をかいていないはずなのに、冬場は気づくと喉が渇きます。

それは知らぬ知らぬうちに、体内の水分が奪われている証拠です。

じつは喉がかわいた時点で、体内の水分はかなり奪われています。水分補給を喉が渇くまえに、こまめにしようというのは、これらが理由です。

そして4つの原因によって、冬は汗をかきやすく、なおかつクサイニオイを放ってしまうのです。

  • 冬は想像以上に乾燥する
  • 喉が渇いた=すでにかなり水分が不足している証拠

大切なのは原因を知って、かいた汗を放置せずに、しっかりと対応策をとることです。

普段、汗やニオイに関する書籍はありとあらゆるものを手に取り、情報収集をしています。

その数は、自分でも覚えていないほどになりました。

しかしそこで、汗について調べれば調べるほど、大切なのは生活習慣の改善の重要性が見えてきたのです。

原因はこれ!夏よりも冬の汗がクサくなる4つの理由とは?

夏に比べると、冬は汗のイメージがありません。外は寒く汗をかく機会が少ないです。

だからこそ、ケアを怠りがちになる季節です。

しかし、冬は夏と同じくらいに、注意を払うべき季節といっても過言ではないでしょう。

夏服から冬服への変化でインナーに脇汗じっとり

まず、季節の変化にともなう衣替えの影響が考えられます。

基本的に夏は、Tシャツやシャツなどの薄手の生地で、重ね着するようなことはほとんどありません。

ただし、冬となると厚手で、防寒のために重ね着をしてしまうことも多いですよね。

  • 冬は熱がこもりやすい
  • 熱が放出されず汗が乾きにくくなる

らに夏場は、薄手で乾きやすい生地を着用していますが、冬服は熱をにがさないよう保温性の高い、厚手の生地です。

そして、汗をかいた時に乾きにくく、ニオイがのこりやすくなるのも特徴です。

Tシャツよりも、厚手のセーターなどは乾きにくく、熱を内側に溜め込みやすいです。

そのため、汗はすぐに乾かず、雑菌が好むシメり気の多い環境になります。

結果、それが雑菌を増殖させることで悪臭を放ちます。

水分摂取量が少なくなって汗がベトベトに

気温が高くなる夏は、過ごしているだけで自然に汗がでるため、水分を摂る機会も自然に多くなりますね。

最近は夏場になれば、熱中症をニュースでとりあげる機会も多いです。対策として、積極的に水分を摂取している方がほとんどだと思います。

冬はあまり水分を摂らないという方も多いでしょう。

  • 冬場は水分が不足しがちになる
  • ベトベトした汗はニオイがちに

しかし、水分を積極的に摂ることによりサラサラとした汗が出ますが、水分が不足してしまうと、汗を出す回数自体が減ります。

その影響で、汗がベトベトしたものになりやすい状況を作ってしまうのです。

とくに夏に比べて、冬は水分を摂る回数が自然と減りがち。

意識的に水分を摂り、サラサラな汗を作る心掛けをしましょう。大量に一気に飲むのではなく、こまめに水分を摂るのがポイントです。

人間の身体が、いちどに吸収できる水分の容量は決まっているため、無理のないペースで定期的に摂取しましょう。

夏に比べ汗をかく習慣が減り汗腺の衰え

汗腺が活発に活動している夏に比べて、冬はどうしても水分が不足しやすく、なおかつ汗腺の機能が低下しがちです。

その結果、ベトベトとした不純物の混ざった汗をかいてしまうのです。

サラサラとした汗は乾きやすいですが、ドロドロした汗は乾きにくいもの。

  • 冬場は汗腺の機能が低下しやすい
  • 汗腺の機能が衰えるとサラサラな汗が出にくい

厚手の乾きにくい洋服を着用したうえで、さらに乾きにくい汗をかいてしまえば、まさに最悪の状態です。

さらに冬場は乾燥しているために、知らず知らずのうちに水分を失っています。

汗をかくどころか体内の水分を失い、脱水症状に陥ることもあるため危険もともないます。日常的な脱水はウィルス感染のリスクも高めます。

だからこそ、水分摂取と汗をかく習慣作りは、ニオイと健康のうえでも重要なのです。

夏よりも冬の方が基礎代謝アップ

夏場よりも冬場は、ダイエットに向いているという話を聞いたことはありませんか?

その理由は基礎代謝がアップし、汗をかきやすい身体の状態になるからです。

そんな汗をかきやすい身体の状態でありながら、さらに暖房などの暖かい部屋にいることも多くなりますね。

  • 内側から外側からも温められる
  • 水分が不足した状態で汗をかきやすくなる悪循環

身体の内側では代謝が活発になり、そして外的要因で室内はつねに暖かい環境があり、内からも外からも身体を暖められる状況なのです。

それが原因で気づかぬうちに、冬場は多くの汗をかいてしまいます。そこに水分摂取量が減ることで、さらなる負のサイクルをひきおこしてしまうのです。

冬場は日常的に汗をかく、水分摂取の回数も減りますが、思わぬところで汗をかいてしまうことも多いでしょう。

冬場の効果的なニオイ対策の方法は汗をかく・ケア・着替えの3つ

冬はただ過ごしているだけでは、汗がかきにくい季節になりますよね。

普段、入浴せずにシャワーだけで済ませていませんか?

だからこそ、自宅などで入浴をすることで、汗をかく習慣作りが必要になってきます。汗腺を元気にしましょう。

半身浴を取り入れて汗腺を活性化する

汗をかく習慣作りのため、運動するよりも手軽に実践できるため、今回はあえて半身浴をピックアップしてみました。

冬場は夏に比べて、無理なく入浴しやすい環境ではないでしょうか。

ココがポイント

  1. 入浴前にコップ一杯の水を飲む
  2. お湯の温度は38度から40度を保つ
  3. 入浴時間は20分から30分(乾燥が気になる方は15分)
  4. みそおち辺りまでのお湯の量にする

おもな半身浴の効果としては、汗と老廃物、余分な皮脂などの汚れを落とすことが出来ます。

毛穴のブツブツなどの角栓も取れやすくなり、美容にも効果的です。

リンパの流れが良くなることでのむくみの改善。冷え性の改善やニオイの悪化の原因でもある、ストレスを解消できます。

もちろん汗をかくということで、冬になり衰えがちな汗腺を活発にすることになります。

そうすることで、サラサラの良質な汗をかくことができますね。

汗をかく習慣作りだけでなく、健康や美容面でも大きな成果があるでしょう。

とにかくメリットが豊富です。

そしてさらに清潔感に意識を向けると、より相乗効果があります。

こまめに汗を拭きとり清潔にする

寒い冬こそ気を抜きがちですが、夏と同様にしっかりとした汗のケアをしましょう。

暖房での室内温度の上昇や代謝がアップすることで、気がついたら汗をかいてることも多いのが冬です。

気づかぬうちに、ワキ汗をかいてることなどありませんか?

ココがポイント

  • 汗をかいたら放置しない
  • 雑菌は放置すると繁殖してしまう
  • 制汗剤の塗り直しも忘れない

とくに厚手の洋服を着用する機会も多くなるため、汗をかいても熱を放出しにくい環境になりやすいです。

自然と通気性が確保できなくなり、ニオイがこもる状態へ。

それは、ニオイの原因となる雑菌が、もっとも好きな環境です。

汗をかいたらこまめに汗をふきとり、さらに制汗剤やデオドラントでの対策をきちんとすることが、何より大切です。

目から鱗!冬こそ夏と同じ着替えの回数を実践する

そして、もし出来ることなら、こまめな着替えをおこなうことが理想です。

わたしがよく実践していたのですが、着替えを多めに用意すること。

同じ無地のシャツやTシャツなど、着替え用として複数持っておくと、頻繁に着替えても目立ちません。

出先、職場や学校などでもバレませんし、違和感がありませんよ。

ココがポイント

  • 3枚パックなどのTシャツはオススメ
  • 無地は何度着替えても違和感がない

今はユニクロをはじめとする衣料品店で、わりとお手頃な価格で手に入れることができるので、参考にしてみて下さい。

清潔な衣服を着ているとニオイがしているんじゃないか?

と変な緊張をして余計に汗をかくこともないですし、気持ちの面での余裕が出来てオススメです。

あと冬場は口臭対策も忘れがちになるので、これをきっかけにチェックしておきましょう。無料でカンタンセルフチェック付きです。

今回のまとめ

これからは、冬の汗がクサくなる理由を頭に入れながらの対策。ケアを日頃から行っていくことが大切です。

ポイントはたまに気が向いた時だけでなく、継続した管理が必要です。

しかし、365日徹底した管理と意識を継続していくのは、非常に大変ですね。

わたしも体調が優れないときや疲れがたまっているときは、とくに面倒に感じることがありました。

そんな時は休日などをつくり、基本的な食事などは意識をするようにしながら、制汗剤などのケアをしない日を意識的に作っていました。

そうすることで、常に気を張ってる必要もないですし、気を抜ける時間を作ることが出来ます。

そんな風にたまには、自分自身を休めてあげて下さい。

ムリなく上手な付き合い方をしていくことが、徹底した管理を無理なく続けていく秘訣かもしれません。

あとがき

ちなみに運動が苦手な方は、是非半身浴を試してみてくださいね。

ニオイのことで悩んでいることがあったとしても、いつもと違ったことをすることで、気分転換になったりするものですよ。

ストレス発散と気持ちの切り替えはわたし自身とても意識的に取り入れる時間を作っていました。半身浴に飽きたらウォーキングでもジョギングでも良いでしょう。

冬のニオイ対策をしっかりと行いながら、Good smell(良いニオイ)を目指していきましょう。昨日の自分よりも、今日は一歩前に進みましょう。

あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。

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