口臭

危険!あなたは大丈夫?冬の乾燥=口臭の原因!簡単セルフチェック

冬になると空気が乾燥し、暖房の効いた部屋にいることも多くなりますね。

その結果水分が失われ、体内は乾燥を起こします。

夏にくらべると水分自体をとる回数も減ってしまい、さらに悪循環に。

身体の内外の乾燥は、口臭などのニオイにも大きく関係しています。

普段、口臭が気になる方にとっては、冬こそきちんとした対策がオススメ。

冬の口臭対策は水分補給と保湿の二つ。ここを詳しく紹介していきます。

【不安・指摘される前に】冬の乾燥=口臭の原因!簡単セルフチェック

ただ、乾燥が身体に与える影響は、口臭だけではありません。

自分でも気づかぬうちに、体内も身体の表面である肌も乾燥を引き起こします。美容面でもカサカサする乾燥は大敵ですね。

それだけでなく空気が乾燥をすると、口や鼻の粘膜も乾燥することにより、傷つきやすくなります。

  • 口臭をはじめとしてニオイを強くする
  • 肌表面の乾燥を起こす
  • ウィルスを体内に取り込みやすくする

そして、ウィルスを体内に取り込みやすくなることに。

その結果、インフルエンザにかかったり、さまざまな病気をともなうことになるでしょう。

乾燥はわたしたちにとって、デメリットが非常に多いのです。

ここで大切なのは、正しい対策です。

じつは口臭予防をおこなうことによって、上記の美容面や風邪予防にもつながることも分かっているのです。

自宅で簡単チェッカー・口臭診断をしてみよう

対策の前に、自分自身の口臭を知る必要があります。

他人の体臭や口臭は気付きやすいものですが、自分の口臭は気づきにくいもの。

医師ならまだしも、ましてや友人に口臭のチェックをしてもらうなんて、気が引けて出来ませんよね。

結果を聞かれても、すごく言いにくものです。

そこで、まずは口臭のセルフチェックをしてみましょう。

コップやビニール袋を使う

れはお手持ちのコップやコンビニの袋などでも、簡単に出来ます。

ポイントは嗅覚を敏感にしておくことです。

  • コップ・コンビニの袋を用意
  • 息を吐いて確認するだけ
  • 自宅で簡単

まず、ニオイを嗅ぐ前に鼻をつまんだり、マスクをして呼吸をするなどして、鼻を敏感に。

その次にできるかぎり密閉した状態で、コップやビニール袋の中に息を吐いて嗅ぐだけです。

そこで感じたニオイが、そのままアナタの口臭になります。

これは自宅でもお手軽に出来ますし、すぐにニオイも分かりやすいでしょう。

時間があるときにチェックしてみてください。

唾液のニオイで確認

唾液のニオイで確認。これも直接的に口臭をチェックする方法の一つです。

  • ティッシュを用意
  • 変色・強いニオイは口臭アリ
  • 外出先でも確認可能

舌の上の唾液を手に取り、それを直接嗅ぐだけの簡単な方法。

外出先でも確認しやすいやり方ですね。

ティッシュがある場合は、ティッシュを舌の上に乗せます。

そして唾液を付着させたあとに、それを60秒近く放置。

その後にニオイを嗅ぐだけです。

ちなみにティッシュの場合は、変色をするとよりニオイが強いということです。

その乾いた時のティッシュのニオイが、つまり自分の口の中が乾燥時のニオイと言えるでしょう。

口臭チェッカーを使う

口臭チェッカーはその名の通り、自分の口臭の度合いを目に分かるような形で表示してくれるものです。

  • 市販の口臭チェッカーを使用
  • 持ち運びに便利

ニオイは人それぞれに感じ方の違いがあり、明確に数値化したり表現出来ないもの。

そして、他人の客観的な意見を聞きたいですが、それもなかなか難しいものですよね。

そこで感覚的なものではなく、明確に目に見える形で、口臭を知りたい方にはオススメの方法です。

商品自体は小型のものも多く、持ち運びに便利で、外出先で使用出来るのも◎。

乾燥が原因・冬の口臭がおこるメカニズム

1~6までの段階を踏んで、口臭はおこります。

もともと人間の身体は、60%程度が水分で出来ています。

その中のたった2%が失われただけで、喉が乾きます。

  1. 乾燥により口の中の水分が失われる
  2. 唾液が減少し、殺菌効果が薄れる
  3. 細菌が繁殖しやすい口内環境に変化
  4. 細菌が増殖しつづける
  5. 口内環境が悪化し、ニオイの原因の細菌だらけになる
  6. 口臭がおこる

前述のとおり、とくに冬は外気の乾燥と暖房などによるダブルの乾燥で、体内外の乾燥が起こりやすい時期。

冬の口臭が起こる場合、たいてい乾燥が関係しています。

胃腸などの不調による病的口臭、緊張などによる生理的口臭とはまた別問題です。

なにより冬の口臭は、誰にでも起こりやすいもの。

そこで冬の乾燥に対する、口臭対策を実践することで、しっかりと予防と対策を行うことが出来ます。

自分は大丈夫と安心せずに、実践していきましょう。

メカニズムを知ることで、適切な予防と対策をすることが出来ます。

なにより、日頃からきちんとした予防をしておくことが肝心ですね。

【応急処置・防ぎ方】冬の口臭予防と対策

冬の口臭は乾燥が原因。ここまで、その原因を突き止めることが出来ました。

しかし、冬の外気の乾燥や暖房による乾燥を防ぐにはどうしても限界があります。

そこで今度は、乾燥した際に行うべき対処法、または乾燥を防ぐ方法を紹介します。

水や緑茶・こまめに水分補給をする

冬はどうしても水分補給を怠りがち。そこで、喉が乾く前に少しずつでも水分補給をすることを、習慣づけましょう。

ただし、注意が必要なのは、その水分を何で摂るかです。

  • コーヒーや紅茶は避ける
  • 水かもしくは緑茶で水分補給
  • 喉が渇く前に飲む

基本的に、コーヒーや紅茶などは避けるようにしましょう。これらに含まれるカフェインやカリウムは利尿作用があります。

利尿作用とは、尿の排出を促進すること。

せっかく水分を補給しても、利尿作用により体外へ必要な水分まで排出されます。

そして、より乾燥を生み出してしまう原因となります。

最も水分補給に適しているのは、水です。

緑茶なども口臭対策には効果的ですが、利尿作用もあるので量には注意が必要です。

加湿器・マスクで保湿で対策する

こまめな水分補給をしながら、さらにその乾燥対策への効果を上げるには、保湿をすること。

まずマスクの着用です。マスクがあることにより、乾燥した空気を直接取り込みにくくなります。

  • 不織布よりガーゼマスクがおすすめ
  • 半日ごとに交換する
  • 足りない部分は加湿器を使う

ここで大切なのは、不織布のマスクではなくガーゼマスクを着用すること。

不織布のマスクは病院などで、医師や看護師の方がつけているマスクです。

ウィルスの侵入を防ぐことには長けているのですが、保湿に弱いのが難点。

ガーゼマスクはウィルスの侵入には、不織布と比べると弱いです。

しかし、保湿効果においては優れているため、乾燥を防ぐには最適。

ガーゼは綿のため、水分を含みやすく、保湿性が高いと言われています。

マスク内の衛生を保つためにも、定期的なマスクの交換をするようにしましょう。

半日ごとに交換するのが、清潔さも保つ上でベストです。

また加湿器を設置したり、一時間に一回でも換気をすることで、より乾燥しにくい環境を作り上げることが出来るでしょう。

今回のまとめ

今回、口臭は意外なところからも、発生することが分かりました。

もしも今、口臭を気にしている場合は、季節の影響を受けている可能性もあります。

特に乾燥と口臭は、強い結びつき。

夏は自然と汗をかくので、水分補給は当たり前になっていますが、冬はどうしても忘れがちです。

冬こそ、日頃からこまめな水分補給とマスクなどで、乾燥対策を行っていきましょう。

あとがき

人間が一日に必要とする水分は約2500mlと言われています。

その内訳は、体内で作られる水分が約300ml、食事で摂取するのが1000ml、水分補給でその残りの1200mlです。

普段、そこまで水分補給の習慣がないと、1200mlを一日でいきなり飲むのは大変かもしれません。

私も最初は出来ませんでしたが、徐々に水分補給を習慣づけるようにしたら、今では無理なく簡単に出来るようになりました。

コツとしては午前中にはまず500mlのペットボトルを一本消化すること。

こうすることで、あとはこまめに水分補給をするだけ。

そうすると、自然と1200mlの水分は補給することが出来ます。是非無理なく、普段の生活に取り入れてみてくださいね!

あなたの悩みがひとつ消えますように。最後までお読みいただきありがとうございました。

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