今回は自分自身のニオイではなく、身近な人のわきがやニオイで悩んでいる人もいると思い、わたしなりに感じたことをお伝えしたいです。
すこし個人的な意見が長くなるかもしれません。もし周りのニオイで悩んでいる方がいれば、参考にして欲しいです。
正直に言うと、これが正解かは分かりません。
ただ、悩んでいる方の力となり助けになれれば嬉しいです。
わきがの彼氏彼女・友人・家族・同僚など身近にいる方へ
- わきが体質は日本人の10人に1人の割合
- 自覚を持っているのは2割
今、日本人の約10人に1人の割合で腋臭症(わきが)の方がいると言われ、そのうちの二割程度しか自覚を持っていないと言われています。
数字だけで見れば少数派ですが、腋臭症にまつわる問題は多いのではないかと思っています。
わたし自身今でも、わきが手術をするまでは周りに気を遣わせてしまってたり、もしかしたら不快な思いをさせてしまってたのではと、今になって振り返ることがあります。
こんな時にどうするべきだったか、どうしてあげるべきかだったか、今さらながらに反省することも。
手術後は自分以外のニオイに敏感になり、他人の異臭に気づくこともしばしば気づくようになりました。
しかし、自分自身はどちら側の気持ちも分かっているのですが、指摘できず見過ごしたこともありました。
きっとこれが、わたしがわきが体質だったときに、周囲から見た反応なのかなと。。指摘しづらいという感情を初めて味わうことができました。
迷惑?指摘するべき?デリケートゆえにどうしていいか分からない
最大の問題
- 指摘しづらい問題で深刻化する
- 何も言わないのが一番ラクである
前述のとおり、ニオイに関する指摘はデリケートな問題ゆえ、なかなか口に出せなかったりしますよね。
今後の関係性や何かしらの影響があることを考えると、黙ってしまうのが当然の流れだと思います。
もしかしたら嫌われるかも?傷ついてしまうかも?
言われる側、言う側の気持ちが分かる私にとって、本当の意味で、改めて言う側の辛さや苦しさも感じれるようになりました。
解決方法は当事者同士の関係性や性格などによってことなるため、一概に断言することはできません。
ただ、確かにいえることは、指摘される側の人間性などを十分に見極める必要があるでしょう。
本人にわきがの自覚がない場合は伝えるべき?
ココがポイント
- 指摘してあげるのが最良の選択である
- 喜ぶ人はいないが本人のタメになる
わたしが過去にわきが体質だった時、わきが手術を終えてから、どちらの立場も理解したことで、はじめて両側の立場にもなることができました。
そのうえで、やはり指摘される側は、事実を伝えてもらった方が嬉しいと思います。
言わないで永遠にニオイのせいで周りに気を遣わせてしまうよりも、言ってもらったほうが本人のためにもなります。
もしニオイのことで周りが悩んでいるのであれば、本人とそのまわりの方たちの問題の解決にもなるでしょう。
今、振り返ってみるとわきが臭や不快なニオイ、本人は悪気があってニオイを発しているわけではありません。
もしかしたら、本人のケア不足の問題かもしれません。
人と接する上でのマナーを怠っているのかもしれません。ただ誰しもクサイよりは良いニオイでいたいということは確か。
だからと言って、不快なニオイが放っていることを、正当化しようとしているわけではありません。
自分の放ってしまうニオイで、もし不快な気分を与えているとすれば、今の状況からは変える、または変わるべきだと思います。
良いニオイと告げられて喜ぶ人はいても、クサイと言われて喜ぶ人はほぼいません。
だからこそ凄くナイーブで敬遠しがちな問題ですよね。伝える側も苦しさも十分に分かります。
何かのきっかけになるのなら・ブログを見てもらうだけでもいい
ポイント
- 伝え方に正解はない
- 関係性や伝え方が重要
ニオイを指摘しなかったどうなるのか?
もしも今、わきがであることを伝えないことで、当人がこの先本来する必要のないツライ思いをしてしまうかもしれません。
ニオイが原因で何かを失ってしまうかもしれません。
あなたはその相手のことを、どれだけ思っているでしょうか?
大切な人であれば、あるほど、幸せであって欲しいはずです。同僚でもそれは通りすがりの人ではありません。
わたし自身もニオイが原因で馬鹿にされたり、人として下に見られるようなことも経験しました。。。
人との距離感や関係性が変わったことなんかも!
そんなツライ経験が分かるからこそ、迷っている方がいれば当人と向き合って欲しいです。
遠回しでもいいですし、直接的でもかまいません。できれば一対一の場面で伝えて欲しいです。
そのときは急な出来事で反発されるかもしれませんし、ひどく落ち込むかもしれません。受け入れないかもしれません。
わたし自身も、最初は信じたくない気持ちでいっぱいでした。
本人の性格やその場の状況によって、反応はさまざまでしょう。
もし困った時はこのブログを見てもらってもいいです。今後も引き続き、わたし自身の経験はすべて伝えていくつもりです。
そして本人がどうしたいのか、あなたや周りがどうしたいのか、しっかりと向き合って話をして欲しいです。
ニオイケアをするのか、生活習慣を見直すのか、病院などへ行くのか。
病院の医師や第三者の客観的な意見は耳を傾けやすいものです。
関わる方にとって、ベストな方法を見つけて下さいね。そのために私の経験も伝え、すこしでも役に立つことができればと思います。
おわりに
今回、手術に関することやニオイの知識などからはほど遠く、有益な情報ではないかもしれません。
役に立たないかもしれませんが、悩んでいる方もその周りも前に進んでくれることを願っています。
前に進むことで、きっと良い結果が得られるはずです。私自身がそうであったように。
これからは解決策はもちろん、わたし自身ニオイの悩みがなくなったことで変わった部分を、もっともっと掘り下げてお伝えしていければと思っています。
自分自身のニオイをデザインするだけではなく、ニオイをデザインすることで、得られた喜びや感動をお伝えし、そして共有することが出来れば幸いです。
あなたとそのまわりの大切な人が笑顔で明日を過ごせますように。最後まで読んでいただき有難うございました。
わたしもワキガに悩んでいた経験があるからこそ、本人の苦しみも分かりますし、今逆の立場の気持ちも知ることができています。その上でデリケートで言いづらい問題を解決するためのわたしの経験に基づいた答えを記事にまとめてみました。少しでも参考にしてもらえれば幸いです。