頭皮・髪・耳・鼻のニオイ

良いニオイはシャンプーの仕方で決まる!正しい髪や頭皮の洗い方

普段、あなたはどのようにシャンプーをしていますか?

お風呂に入れば、当たり前のように行うのが、シャンプーです。

おそらく大多数の人が、髪にササッとシャワーを当て、地肌と髪をこすってシャンプーをつけて洗っているのではないでしょうか?

もしも、その場合は、自分の頭皮のニオイに注意が必要でしょう。

誰もが当たり前に行っているシャンプーも、正しい方法で行えている人は、そう多くありません。

なぜなら、間違ったシャンプーすると、それが原因で頭皮から嫌なニオイを発生させます。

そして、なにより怖いのが、ニオイを周囲にまき散らしている可能性があることです。

頭皮の汗や皮脂、そして年齢を重ねることによって、クサいニオイを発生させる可能性が高まります。

今回は頭皮のニオイの原因と正しい洗い方について、紹介しましょう。

【抜け毛・悪臭・ベトベト】意外と知らない正しい髪や頭皮の洗い方

「髪は女性の命」

という言葉がありますが、じつは男性にとっても、髪は印象を決める大きなポイントです。

というのも、間違った方法で行っているシャンプーは、あらゆるマイナス要素を作り出してしまうためです。

たとえば頭皮や髪の健康を失い、不快なニオイの元、フケ、ボサボサな髪を作り出してしまう原因にもなります。

だからこそ、髪や頭皮の管理は怠ってはいけません。

そして40代、50代だけの問題に思われがちですが、今や老若男女かかわらず、身近に関係のある問題です。

そこで、正しいシャンプーの仕方、頭皮の洗い方をここでマスターしましょう。

じつは、ポイントを抑えるだけで、カンタンに健康的でツヤツヤな髪と頭皮となり、若々しい印象を作ります。

その結果、相手に不快な印象を与えることを防ぐだけでなく、良い香りによって好印象を残すこともできるでしょう。

薄毛・トラブル!間違ったシャンプーをするとどうなる?

とはいえ、たかがシャンプーと思ってはいませんか?

前述のとおり、日頃の髪や頭皮への健康管理が、あなたの髪の将来を決めると言っても過言ではありません。

具体的には抜け毛、薄毛、かゆみ、フケや頭皮の乾燥、そしてニオイなど、あらゆるトラブルの原因にも繋がります。

  • ヘアケアは未来への投資
  • 「未来」のために「現在」ケアをしっかりする

もし今、頭皮や髪のトラブルを抱えているとすれば、それは普段のシャンプーなどに原因があるかもしれません。

また、薄毛などは遺伝による要素も大きいと言われています。

しかし、それ以上に頭皮や髪の健康管理が、大きな割合を占めていることも見逃せない点です。

いままで薄毛は、年齢を重ねた人の問題とされていましたが、今や20代30代の男性や女性の中でも大きな問題になりつつあります。

「現在」は問題なくとも「未来」に問題を抱える可能性もあるでしょう。

だからこそ手遅れになる前に、正しい知識を得て、今から徹底したケアをしていきましょう。

【男女ともに注意】セルフチェック・じつはNGな間違ったシャンプー方法

ここで今一度、普段のシャンプーの仕方を思い出してみてください。

意外と知られていない、じつはNGな方法を紹介させて頂きます。

自然とやりがちなことも多いので、これをきっかけに、普段のシャンプーに取り入れてみましょう。

  • 洗浄力の強すぎるシャンプーを使う
  • 爪を立てて頭皮を洗う
  • 一日に何度も髪を洗う
  • すすぎをすぐに終わらせる
  • 熱すぎるお湯でシャンプーをする
  • 髪の毛だけ洗う

上記でお伝えしたNG内容ですが、当たり前のことのように見えますよね。

しかし、ほとんどの方が十分な基準を満たしていません。

少しのカンタンなコツを知るだけで、負担なく取り入れることが出来ます。

そこで、もうすこし掘り下げていきましょう。

シャンプーの洗浄力は強すぎても良くない

まずは、普段使っているシャンプーです。

洗浄力の強いシャンプー、一見髪や頭皮の汚れをしっかりと落としてくれて、健康管理に効果的なイメージですよね?

ただ、注意も必要です。

  • 強すぎる洗浄力は乾燥を引き起こす
  • 皮脂は一定量必要

なぜなら、洗浄力が強すぎると必要な皮脂も落とし、一定の水分が必要な頭皮の乾燥を引き起こします。

洗浄力があるものが、良いものとは限りません。

なぜなら、皮脂をすべて落とし切ることが、必ずしも頭皮の状態を良好に保つわけではないためです。

適度な洗浄力と、適度な皮脂を意識しましょう。

かゆみ・フケ!じつは洗い残しが髪や頭皮のトラブルの原因

もしも、頭皮のかゆみやフケが出たときは、普段の習慣を見直しましょう。

まず最初に疑うべきは、シャンプーの使い方と、使っているシャンプーの成分を見ることです。

前述のとおり、洗浄力の強すぎるシャンプーを使って、一日になんども髪を洗ってしまえば、余計に乾燥を強めることになります。

場合によっては、乾燥を補おうと、必要以上に皮脂を分泌することもあるでしょう。皮脂は多すぎても、少なくても良くありません。

  • 洗い残しには注意
  • 20秒でもすすぎに不十分

そして、もうひとつの原因は、すすぎが不十分である可能性もあります。

まず、髪にシャンプーのぬるっとした感覚が無くなっても、シャンプーの成分は落ちきったわけではありません。

じつはすすぎには10秒、20秒では足りません。もっと多くの時間を割き、十分にすすぐ必要があるのです。

シャンプーした時間の2、3倍の時間が、すすぎには必要だと言われています。

このルールを守ることで、シャンプーの成分を十分に流しきることが出来るでしょう。

頭皮や髪を痛めてしまう洗浄方法

次に頭皮の洗浄力方法です。

頭皮を洗浄する時は、必ず爪を立てないことを徹底しましょう。というのも、爪を立てることによって、頭皮が傷ついたり、抜け毛の原因になります。

頭皮の皮が剥けて、フケのように出ることもあるため、優しく丁寧にこするのが基本です。

  • 爪を立てない
  • 力を入れすぎない
  • 優しく丁寧に洗浄する

また逆に頭皮に気を使いすぎて、髪の毛ばかりを洗っても皮脂や汚れを頭皮に残したままです。

残した汚れが溜まったうえで、さらに日頃の汗が混じってしまえば、強いニオイを発する場合もあるので、注意が必要。

最後のポイントして、お湯の温度は高すぎないように設定しましょう。

高すぎる温度設定は、頭皮の皮脂や髪の毛のうるおいを必要以上に奪い、頭皮と髪の乾燥に繋がります。

あとは、正しいシャンプーの方法とヘアケアを理解すれば、清潔で見た目にも美しい頭皮になることができるでしょう。ポイントは、たったの4つです。

正しいシャンプーと頭皮の洗い方・ヘアケア

容室するシャンプーと、自分でするシャンプー、基本的に行っていることは同じように見えますが、そこには大きな差があります。

美容師の友人も何人かいるため、それぞれ意見を聞いてみました。

NG方法は分かって頂けたかと思うので、今度は正しいシャンプーと頭皮の洗い方です。

美容室などで行っているプロのシャンプー方法を学び、汚れをしっかりと落としましょう。

結果、最低限の労力だけで、カンタンに健康的でツヤツヤな髪と健康的な頭皮、清潔感のある印象を手にしましょう。

お湯は38度設定・シャンプーで20%の汚れを落とす

じつは頭皮や髪についた汚れは、シャワーのお湯でしっかりすすぐだけで、80%ほど落ちると言われています。

シャンプーの役割というのは、残りの20%の頑固な汚れを落とすものです。

とくに髪よりも、頭皮にこびりついた皮脂や汚れを落とす時に、活躍してくれます。

  • シャンプーは頑固な汚れを落とすもの
  • 38度設定のお湯を使う
  • 洗浄力の強いシャンプーはお湯で薄める

まず十分にすすぎを行い、ある程度汚れを流したあとに、シャンプーでしっかりと頭皮の汚れを隅々まで洗うのがポイントです。

洗浄力が強すぎるシャンプーには、少しお湯を加えて泡立てると、成分が薄まりほどよい洗浄力になります。

市販のシャンプーは特に洗浄力が強いため、少しお湯を加えるか、シャンプーを選び直しましょう。

また、前述のとおり熱すぎる温度設定は、避けたほうがベターです。少し温かめの38度から高くて40度前後を目安にします。

温度設定は低すぎても高すぎてもいけません。

頭皮は優しく丁寧に洗い・十分にすすぐ

つぎに頭皮を洗う際は、指の腹を使って力を入れすぎないことが大切です。

ゴシゴシと洗うイメージよりは、優しくマッサージするように、こするイメージが近いでしょう。

指の腹を使って、頭皮を上下に動かしながら、生え際まで残らず洗い流します。すすぐ際には、その時間も意識しましょう。

  • 指の腹で優しく丁寧に洗浄
  • すすぎは洗浄時間の2倍前後が目安

普段、すすぎにはどれくらいの時間を掛けているでしょうか?

わたし自身も普段は、洗い終えてから、すすいでも30秒程度でした。

しかし、30秒でも長く感じるかもしれませんが、じつはそれでも不十分。倍以上の時間をかけて、すすぐのが好ましいです。

なぜなら、想像以上にシャンプーの成分は落ちにくいものです。目安となるのは、髪や頭皮を洗っている時間の2倍~3倍程度です。

30秒であれば、一分半くらいがすすぎの時間に必要と言えるでしょう。

繰り返しになりますが、見た目や触り心地以上に、シャンプーの成分は落ちきりません。

わたしも定期的にヘッドスパを行っているのですが、自分では丁寧に時間をかけて洗ってるつもりでも、頭皮の映像を見せてもらうと汚れは残っています。

あの頭皮の映像を見ると、いつもショックな気持ちに。。。

とくに夏などの暑い季節は、汗をかきやすく汚れが溜まりやすいうえに、ニオイの心配もあり、注意が必要です。

日頃から正しく汚れを落とすようにしましょう。

放置厳禁!ヘアケアも忘れない

っかりと汚れを落として、健康な髪と頭皮を作ることが出来たら、最後に忘れてはいけないのが、ヘアケアです。

これは髪の毛だけでなく、頭皮のケアも含みます。

シャワーやお風呂から上がった際に、髪をそのまま放置しがちではありませんか?

しかし、面倒だと思って、疎かにしているとそのツケが回ってくることになります。

  • 髪はかならず乾かす
  • ドライヤーは10センチ離す
  • 温風と冷風の使い分けをする

なぜなら、雑菌は湿った環境を好むため、放置することで、せっかくキレイに洗った髪や頭皮の雑菌が増殖してしまいます。

その結果、ニオイ、フケやかゆみに繋がります。

なにより水気がある状態だと、さまざまなニオイを吸いやすく、そのニオイが混じった異臭を発生させてしまいます。

さらに、髪の乾かし方のポイントも抑えてみましょう。手順は4つです。

  • ドライヤーを使う前にタオルでしっかり水気を切る
  • コームで整える
  • 髪の根元から乾かす
  • 次に毛先に向かって乾かす

この4つの手順が、基本的な髪の乾かし方になります。

の際に注意しなければいけない点もあります。ドライヤーは近づけすぎず、10センチ以上の適度な距離を保つようにしましょう。

美容師の友人に、乾かし方のテクニックについて聞いてみたところ、温風と冷風の使い分けも大事なようです。

それには温風によって熱を持ったままの髪を、冷風によって冷ますことでうるおいが保たれるのが、理由とのこと。

せっかくであれば、頭皮の健康を保ちながらも、美しい髪をキープし続けたいものです。

今回のまとめ

正しいシャンプーの方法と頭皮の洗い方、いかがでしたでしょうか。

自分自身も改めて振り返ってみると、普段の行いがどれだけ不十分であったか、知ることが出来ました。

頭皮のニオイが怖いところは、香りが強いシャンプーを使っている際に起こりやすい点です。

なぜなら、溜まった汚れや不衛生な頭皮環境にもかかわらず、それを良い香りでかき消してしまう点。

そして、気づかないままで時間が経過し、気づくのは薄毛やフケなどハッキリと目に見えた変化があるときだけです。

そうなってしまえば、症状によっては手遅れになることも考えられます。

日頃から正しいシャンプーの使い方で、頭皮を洗い、清潔な髪と頭皮を作りましょう。

それによって、ミドル脂臭の予防にもなり、ニオイをマネジメントすることが出来ます。

良いニオイを作り出すのには、一日にしてならずです。コツコツと対策をしていきましょうね。

あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。

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