わたしは15歳から30歳くらいまでの約15年間、ワキガ体質にずっと悩まされてきました。
2017年に手術を受けるまでは、ニオイのためにお金と時間を使い続ける日々。振り返ってみれば、そこにはたくさんの思い出があります。
その中でもワキガ体質であるがゆえに、掛けられた言葉が、いまも強く記憶に残っています。あの当時は、落ち込んで立ち直れないくらいに。。。
でも今はもう、笑えるくらいには強くなりました。
今回は、とくにワキガが原因で受けた言葉の中で、ショックだったものを5つピックアップしてみました。タイトルにあるようにその言葉は、グサッとくるものばかりです。
なぜあえてこのようなことをしたかと言うと、悩みも痛みも過去のものでしかないから。
悩みを解決すれば、こんな風に言えるような日が来るってとをお伝えしたいんです。
よみがえる!過去の傷ついた言葉5選
早速ですが、いまも記憶に残る傷ついた言葉を思い返してみましょう。
これらはすべて間接的、直接的にどちらも聞いたコトバで実話です。つまりわたしが経験したもの。
我ながら、よく耐えたなというのが率直な感想ですね。
かなり刺激的な内容になるかもしれないので、同じニオイの悩みを持っている人は覚悟してみましょう。
心の準備だけでもしておいてくださいね。
「なんかこの部屋クサくない?」
これは学生時代の話です。
夏場のある日、何人かの友人で、自宅で集まる約束をしていました。
外は真夏で高温、太陽が照り付ける日差しの強い日中。当然、汗っかきなわたしは、友人宅へいく最中に、すでに汗がふき出してビッショリと濡れた状態でした。
そして、友人の自宅に到着してしばらく話していると、突然友人の一人が「なんかこの部屋クサくない?」と一言。
その瞬間に全員の視線が、一気にわたしのほうに。
戸惑ってしまうわたし…。
家主の友人がとっさに「ゴミ捨て忘れたかもしれない」とフォローの一言。わたしは、引きつった笑顔でその場をやりすごしましたが、内心メンタルはズタズタに。
心の中で「すいません…」の一言。
面と向かって指摘されるよりも、気を遣われて、指摘されないっていうのも寂しくて悲しい。今だったら…どうにかあの時に戻りたい。。
「あいつワキガじゃない?」
これも友人と遊んでいるときに起こった出来事。よくありがちな、本人が居るのに気づいていないパターンです。
ある日、久々に中学校の頃の同級生と、BBQをすることになったわたし。しかしクーラーのない外でのBBQ。当然のことながら、汗だくに。
わたしにはこの時点でイヤな予感がしていました…。
そして、BBQも終盤を迎えたころ、わたしがトイレに立ちその場を離れることになりました。
トイレを済ませ、また元の場所に合流しようとしたときに悪夢は起こりました。
「あいつ(わたしのこと)ワキガじゃない?」と鋭い言葉が耳元に届くではないですか。。その場にいた数人のうち、わたしの存在に気づいた友人の何人かが、なんとも言えない表情に。
「うわ…」言葉を放った本人も、わたしの存在に気づき…一瞬ときが止まりました。
しかし、そこでわたしは聞こえなかったフリをして、まったく違う話題を投げかけ、その場はまたいつもの雰囲気に。
わたしには、あの空気をとっさに変えることしかできませんでした…。
自分にピッタリのデオドラントさえ見つかっていれば…。手術や治療さえしておけば…と何度悔やんだことでしょう。
「良いけど、○○君ってワキガだよね」
これは前半で褒められて、後半でひどく落ち込むシリーズ。
前半で褒める言葉を言っておきながら、かならず接続詞のようにワキガが入ります。
たとえば「素敵だけど、○○君ってワキガだよね」「かっこいいけど、○○君ってワキガだよね」というような感じ。
これは、仲の良い男女で集まったときに起こりました。
居酒屋で久々の昔話に花を割かせて、盛り上がったということで、その流れで二次会もすることに。
結局、二次会は居酒屋ちかくの友人宅でおこなうことになりました。到着後は、何人かはすぐに寝て、残りの何人かは飲むことに。
わたしはすぐに寝てしまい、しばらくするとパッと目覚めてまたすぐに寝ようとしました。
しかし、隣の部屋が騒がしいと思い眠れずにいると。突然…「良いけど、○○君ってワキガだよね」という言葉が。
○○ってわたしの名前ではないですか!!
あれほど眠かったはずの自分の目が急に覚め、心臓がドキドキと鼓動を打ち始めました。
タイミングが悪すぎる…こんなに目覚めの悪い瞬間は人生でこの一度だけ。
「お前ワキガのくせに」
いままでは、やや間接的な伝わり方でしたが、ここからはさらに直接的な言葉たちです。
これは仲の良い友人と、些細なことでケンカになったときのこと。ほぼ初めてと言っていいくらいに、長い付き合いの友人とケンカをしました。
本当にどうでも良い話題でのケンカ。
そのときは、二人とも頭に血が上って「お前、ふざけるな」「ありえないだろ」なんて言葉を発していました。そこで終わればよかったのですが…
しかし、おたがいに怒りがおさまらずに、徐々にヒートアップ。
そして、何かのはずみで友人からついに「お前ワキガのくせに」という言葉が。
その瞬間、友人もハッとした表情に。すぐに「ごめん、言い過ぎた」と言われ、自分も悪かったと謝罪。
心にするどい言葉が刺さったままです…。ツラすぎる…。
とはいえ、その場はどうにか丸くおさまったのですが、しばらくは気まずい雰囲気に。しかし、時が立てばいつも通りに戻りました。
そんな友人には最近、ワキガ手術を報告もしたのですが、そのときの話はまた別の機会にでも。
「クサいひとは無理なんだよね!」
最後は、異性に言われたドギツい一言でしめましょう。
出会いは約2、30人ほどの友人同士の集まり。そこで出会った女性です。
そこは初めて会ったのですが、一目でわたしはその女性を気に入りました。しかし、極度のあがり症と赤面症であるわたしは、ワキ汗びっしょりで顔も真っ赤。
なんとか友人の力も借り仲良くなって連絡先を交換。
それから頻繁にLINEをしたり、電話をしたりするような仲に。やり取りを始めてようやく食事に誘うことに成功し、そこから何度か食事をしながら仲をさらに深めていきました。
そして、わたしは徐々に彼女に惹かれて、ついに告白をする決意を固めました。告白の当日、いつも以上に身なりに気を遣い、デートの現場へ。
デート終盤、いよいよ雰囲気を作り、告白をすることに。しかし、いざ告白をすると…笑顔の素敵な彼女がなんだか浮かない表情に。
告白の返事は「NO」だったので、その場は気まずくなってそれで解散に。しかし、どうしても諦められない自分。
いざ、日にちを空けてあいまいだった返事の理由を聞いてみると、ようやく本音が。そうです…「クサいひとは無理なんだよね」と衝撃の言葉と申し訳なさそうな表情。
その瞬間に、バタンと心の扉は閉じました…。
「顔がタイプじゃない」「性格が無理」そう言ってくれ…。その方がまだマシだよ!と心の中で叫びました。トラウマになりそう…。
番外編・これはひどすぎる!ワースト1位
これはわたし自身の経験ではありませんが、学生時代の同級生に重度のワキガ体質の男子の話です。
その男子は、すれ違えばすぐに分かるほどのワキガレベル。真正のワキガ体質です。クラス内でも、ニオイは話題になっていました。
とはいえ、誰も指摘するわけもなく、何事もなく過ごしていました。
そんなある日、ニオイに困っていたある一人の生徒が、イタズラ半分でその生徒の机にファブリーズを置くという事件が発生。
聞いたところでは以前から、ファブリーズを直接渡したりということも起きていたそう。いわゆる、イジメですよね。
当然、担任の先生の耳にも入り、クラスでも大問題となりました。結果、ひとりひとりの生徒が事情聴取を受けることに。
犯人はもちろんバレ、きちんと謝ることで問題は解決。
その生徒は周囲のサポートもあり、登校拒否などにはならずに、卒業を無事に迎えたのですが、今思い出してもこれはヒドすぎる…。
体質だけで、こんな仕打ちを受けるのかと…。
共感も慰めもいらない!同情するなら解決策をくれ!
ということで、ここまで書きながら、当時の気持ちをすこし思い出しました。
今はもうワキガ手術を終えたので、笑い話になる部分もあるのですが、あらためて文字にしてみるとすこし悲しい気分にも。。
言葉は良くも悪くも人の心にグサッと突き刺さるものですね。ただ、ここまで読んでみて、欲しいのは共感でも慰めでもなく、解決策ですよね。
なぜなら、わたしと同じような気持ちにならないためにも、また似たような経験がある人も、変わらず大切なのはきちんと対策をすることです。
なによりこんな経験もしてきましたが、わたし自身はすでに悩みを解決していること。
そして悩みを解決できたということは、二度とおなじ経験をする可能性が0になったことも、きちんとお伝えしたいのです。
ツライ経験も、今している大変な思いも、解決することで笑えるようになる日が来るということです。
悩みを解決するというのは、自分自身の毎日も明るくなるってことですからね。
チチガもスソガの方も含めて、ワキガ体質とお別れしましょう。
もしも今後の進むべき方向に悩んでいる場合は、すこし考え方を変えてみるっていうのもアリです。
やっぱり悩みを解決したい。そこでおすすめのデオドラントを知りたい場合は、参考にしてみてくださいね。
今回のまとめ
ワキガ体質であることで、さまざまなイヤな経験をすることもあります。
しかし、悩みを解決することが出来れば、そんなことも笑える日がやってきますよ。
小さなことでクヨクヨしていた自分自身も、ワキガ体質を克服することで、人間としてもすこしだけ強くなれた気がします。
こうしてイヤなことを話すことが出来るようになったのも、大きな前進かもしれませんね。アナタも今であれば、まだ間に合いますよ!
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。
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