チチガやスソガが気になるけど…「最近ニオイが強くなったかも」
そんな風に思ったときに、疑うべきは身体の洗い方かもしれません。
というのも、間違った体の洗い方をすることによって、体臭が強くなるケースは非常に多いためです。
そこで今回は、「本当に正しい」身体の洗い方を学びましょう。
「そんなの知ってるよ」と思うのは仕方がありません。しかし、何人の方が毎日意識を持って入浴しているでしょうか?
正しい洗い方を知っている方というのは、意外にも少ないです。
なおかつ、さらに体臭を悪化させていた、という事実に気づいている方はほぼいないでしょう。
ニオイ対策の基本は、いつだって生活習慣や身近なところの改善です。
わたしは毎日の積み重ねによって、効果を実感できる瞬間をなんども見たり体験してきました。
正しい体の洗い方を覚えて、実践することは悪臭を撃退するためのもっとも近道です。
いつもの入浴を「少しだけ」変えるだけなので、是非取り入れてみてください。
【洗い方マニュアル】チチガ・スソガの悪化は間違った身体の洗い方が原因だった
お風呂への入浴やシャワーだけにするにしても、過半数以上の方が、毎日お風呂には入るものですよね。
毎日の積み重ねになるからこそ、良くも悪くもおおきな影響が出てしまいます。
そこがひとつの問題点でもあり、使い方によっては、体質を変えれるチャンスでもあります。
なぜなら、間違った方法を続けてしまうと、余計にニオイを悪化させてしまう可能性が高くなります。
気付いた頃には、ニオイがとてつもなく悪化することになるでしょう。
- 一年後には大きな差が出来る
- 毎日のことだからこそ意識を変えよう
逆に正しい洗い方をマスターすることで、できるかぎりのニオイの抑制へと繋がります。
毎日を間違った方法でおこなうか、正しい方法でおこなうか。長い目で見たときに大きな差です。
チリも積もれば、ヤマとなるです。
見逃せないのは、正しい身体の洗い方をするだけで、デオドラントの効果を高めてくれます。さらに体臭を抑えることが出来るということです。
とはいえ、なにも難しいことはありません。いつもの習慣をすこし変えるだけです。
これなら今日からでもできると思いませんか?
清潔にすることでどんなメリットがある?
まずは、清潔にすることで、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
当たり前のことですが、汚れや汗を落とすことが出来ます。
そのほかにも、じつは多数のメリットがあるのです。
- ニオイの原因を作らない
- チチガやスソガの予防になる
- 清潔になる
ザッと挙げると、この三点です。そして、基本的に覚えてもらいたことがあります。
それは汗や汚れは放置せずに、その日のうちに必ず落とすことです。これをまずは、徹底するようにしましょう。
とくに性器周辺は、なんとなく洗うだけでは、汚れが落ちない部分です。
かといって、間違った洗い方をしてしまうのは、ニオイを強くするので危険です。
実際、なんとなくテキトーに身体を洗っているケースが、ほとんどではないでしょうか?
隅々までなんとなく洗う…しかし、それではダメです。
多くのメリットを失うだけでなく、多くのデメリットを生み出します。
日頃の習慣を振り返りながら、NGな習慣を見ていきましょう。
今すぐ辞めよう!入浴の際のNGな習慣とは?
チチガやスソガの発生元となる、胸付近や性器周辺は、デリケートゾーンです。
そのため、腕や足など身体と同じように洗ってしまうと、それだけでダメージの原因となります。
まずは、入浴の際のNGな習慣を見ていきましょう。
知っておくべきポイントは、どれもカンタンなことです。
ゴシゴシとこするように力強く洗浄する
まず、デリケートゾーンは、ゴシゴシと力をこめて洗ってしまうのはNGです。
自分では力を入れていないつもりでも、自然と力が入ることもあるでしょう。
なぜなら力の入れすぎは、肌へのダメージとなり、肌トラブルを起こす可能性があります。
そして、肌トラブルの影響は、じつは単純な痛みやかゆみだけにとどまりません。
- 肌を痛めてダメージになる
- トラブルが起こると対策ができなくなる
肌トラブルが起こると、デオドラント対策ができなくなります。
スソガやチチガが気になる人にとって、これほどの恐怖と不安はありませんよね。
さらには、悪化すればかゆみや皮がむけたりしてしまうこともあるでしょう。
ついでに、赤みや腫れがでることもありますので、力の加減にはくれぐれも注意が必要です。
ひどいケースでは、病院に行かなければならない可能性もあります。
しかし、ポイントは強弱だけではありません。
お湯の設定温度は高温にしすぎない
普段、シャワーの温度は、どれくらいに設定していますか?
とくに冬などは、自然と高温設定にしている方も多いはずです。身体が冷えていると、温度も高めに設定しがちですよね。
しかし、お湯の高温設定は、とくに注意が必要です。
- 必要な皮脂もすべて奪ってしまう
- 乾燥を引き起こしてしまう
なぜなら、暑すぎるお湯は肌の皮脂を奪ってしまい、乾燥を引きおこす原因となるためです。
でも、皮脂がないほうがニオイもなく、肌トラブルもないのでは?と思うでしょう。
じつは、それが間違いです。
皮脂はニキビや肌トラブルふせぐだけでなく、善玉菌のバリア機能によって、汚れや皮脂を分解してニオイの発生をふせぎます。
適度な皮脂を残すことで、しっとりしなやな肌表面を維持しつつ、体臭もおさえてくれるのです。
ちなみに体温に近い温度設定が、ベストな温度設定です。37度前後でしょうか。
温度設定ができない場合も、すこしぬるいくらいの温度設定を意識することが大切ですよ。
最後に異常時の対応についても、知っておきましょう。
注意事項・痛みやシミた時は異常のサインである
NGな習慣とはすこし違うのですが、異常時の対応も知っておいて損はありません。
もしも入浴時にトラブルが起きてしまったら、悪化させないことが大切だからです。
もしも入浴の途中、肌などに痛みやしみを感じたときは、すぐに中止しましょう。
痛みやしみは、分かりやすい異常のサインです。
- 痛みやしみが出たときはすぐに中止
- 赤みや腫れなどにも注意
無理に洗うことを続けたり、悪化する可能性のあることは辞めるようにしましょう。
その時点ですぐさま中止です。
もしも痛みなどが強いときは、病院での受診をおすすめします。意外とやってしまいがちなことなので、注意してください。
安全はなによりも優先されるべきことです。
今日から実践!デリケートゾーンの正しい洗い方
入浴する際のNGな習慣のつぎは、いよいよ正しい入浴のポイントと、洗い方を具体的に紹介していきます。
とくに難しいことはないので、ぜひ今日から実践してくださいね。
すこし意識を変えるだけなので、とてもカンタンですよ。
しっかりと泡立てて洗浄をする
まず、ボディーソープなどは、しっかりと泡立てる必要があります。
なぜなら、泡立てて洗うことで、汚れもきちんと落とすことができるためです。
泡によって、汚れを落とすものなので、隅々まで洗い残しもできにくくなります。
なおかつ、肌への影響を少なく抑えながら、効率よく洗うことができます。
- 泡がダメージを抑え効率よく汚れを落とす
- 泡立てネットを活用する
ポイントは、泡立てネットを使用することです。泡立てネットにお湯をつけて、そのあとにボディーソープをつけます。
そして、すばやくネットをこすることで、十分に泡立つようになります。すごくカンタンなわりに、効果はバツグンです。
これはデリケートゾーンだけでなく、身体を洗う上での基本となります。
汚れが落ちにくい部分や、ニオイが気になる部分は徹底しましょう。次は洗い方のコツです。
性器の洗い方は優しく丁寧に正しい場所だけ
そして、しっかりと泡立てた状態で、いよいよデリケートゾーンを洗います。
その際は、まずシャワーなどで、あらかじめ汚れを軽く落としておきましょう。
それから泡を使って、マッサージをするように性器周辺を優しく洗います。
優しく丁寧が基本です。
- 優しく丁寧に隅々まで洗う
- 洗う場所を知っておく
もちろんツメなどは使わず、手のひらを使って洗います。
優しく丁寧に、そして細かな部分まで、汚れをしっかりと落とすようにしましょう。
性器はもちろんですが、フトモモのつけ根や肛門、乳首近くも洗い忘れてはいけません。
アポクリン汗腺が存在している場所も、洗浄するうえで重要なポイントです。
ただし、時間を掛けすぎてしまうと、肌へのダメージの原因になります。
優しく丁寧に、なおかつ洗いすぎないこと、最後にスピードを意識するとより効果的ですよ。
男性器と女性器の洗う場所の違いとは?
男性器の場合は、基本的にいわゆる外側も内側も洗っても問題ないでしょう。
NGな場所はとくにありません。
包皮部分を露出して、しっかりと内側も外側も汚れを落とすことで、ニオイの原因を防ぎます。
女性器の場合は、基本的に内部は避けて、外側だけを洗うようにしましょう。
とくにヒダ部分や尿道口は汚れがたまりやすいため、優しくゆっくりと洗い流します。
とてもデリケートなので、ほかの部分よりも注意を払うことです。
すすぎは十分にする・流し残しはしない
しっかりと汚れを落としたあとは、十分に汚れとボディーソープを洗い流しましょう。
ササっと洗い流す程度にしていませんか?
じつは、すすぎが十分でないケースというのは、よくある話です。
- 汚れとソープをすべて流し切る
- その他の対策の効果を高める
すすぎ残しはニオイの原因になったり、かゆみやかぶれにも繋がります。せっかく丁寧に洗っても、それでは逆効果ですよね。
肌トラブルやニオイの悪化を避けるためにも、すすぎを十分におこなうことは欠かせません。
ちょっとやりすぎかも?程度に十分洗い流しましょう。
正しい洗い方の効果をあげるためにも、すすぎは十分であることが大切です。
つぎは最後にお風呂上がりのケアです。
お風呂上りにしておきたいスキンケア・乾燥防止の保湿
お風呂に上がったら、その次にスキンケアをすることも忘れてはいけません。
まず、お風呂上がりの身体についた水分をふき取ってから、保湿クリームや化粧水などで保湿対策をおこないましょう。
ポイントはふたつです。
- お風呂上がりの水分はある程度ふき取る
- スピード命!すぐに保湿対策をおこなおう
まず意識するのは、スピードです。というのも、お風呂上がりの乾燥は、想像以上に早いスピードで進行します。
だからこそ、保湿ケアをすぐにおこないましょう。
せっかくの対策も、乾燥によって台無しになります。
また、太もものつけ根や胸付近というのは、ケアされず放置されやすい場所ですよね。
しかし、きちんとした保湿対策をおこなうことで、肌トラブルとは無縁で清潔な環境を整えることができるのです。
美容対策として、意識しやすい顔や腕以外もケアが必要です。
汚れを流してから、保湿対策をおこなうまでがセットです。これを毎日繰り返していくことで、徐々に変化が表れ始めます。
慣れてしまえば、習慣化するので非常にラクです。小さな積み重ねで、理想の自分に近づきましょう。
また、お風呂上りの寝る前に翌日のデオドラントケアをすると、さらに効果も高まりますよ。
今回のまとめ
チチガやスソガ対策における、ひとつの方法として、日々の入浴方法の見直しというのは非常に重要です。
入浴方法を正しい方法でおこなうだけで、ニオイの問題がすべて解決することは難しいかもしれません。
とはいえ、すべての対策における基礎は、この正しい洗い方であることは間違いないでしょう。
是非、本日を機に意識をしながら、日々の入浴方法を見直してみてくださいね。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後までお読みいただきありがとうございました。