念入りに歯磨きやリステリンを使って口臭対策をしているのに、口臭が気になる。
自分のニオイに自信を持てず、不安を感じたことはありませんか?
歯周病があるわけでもない、正しい歯磨き方法を実践し、リステリン(洗口液)も正しい方法で使用しているのにも関わらず、なぜだか口臭が気になる。
じつは、それは口内に潜む「臭い玉(膿栓)」が原因の可能性があります。
せっかくの口内ケアも、臭い玉によってすべて台無しになっている可能性もあるでしょう。
なぜなら、臭い玉は下水道のニオイに例えられることもあるためです。
今回はその臭い玉の実態から、予防と対策法について迫っていきましょう。
歯磨きしてもクサイ!その口臭の原因は臭い玉?対策と予防法!
臭い玉の見た目は、3㎜~5㎜程度でとても小さく、一見害のないように見えます。
しかし、実際には、強烈な匂いで口臭の印象に大きく影響します。
そこで今回は、臭い玉の正しい対処法を知ることで、極力口臭を抑える方法を紹介していきましょう。
- 臭い玉は3㎜~5㎜の大きさ
- 強烈な臭いを放つ
口臭が気になってしまうと、人との接近に緊張したり、不安を感じて最悪の場合は人間関係にも影響しかねません。
だからこそ、口臭という悩みを消すことで、より人生を楽しめることにつながると言っても過言ではありません。
そして、今回は臭い玉の対策方法を知ることで、口臭と自分自身にも自信を持つこともできるでしょう。
今悩んでいる方はもちろんのこと、自分とは無縁と思っている方にも、参考にして頂ければ幸いです。
のどの奥の違和感・臭い玉(膿栓)の実態と口内に作られる原因とは?
臭い玉が口の中にあるのは、口臭が気になる人だけの問題と思われがちですが、それは誤解です。
詳しくは後述しますが、誰にでも存在するからこそ、注意が必要でしょう。
下水道が逆流したような強烈なニオイを放つ
臭い玉は食べかすや白血球の死骸、細菌の塊、脂肪酸など、さまざまな原因と物質によって形成されています。
そのニオイを例えると、下水道が逆流した際に発生する臭いと表現されます。想像しただけで「オエっ」となってしまいますよね。
それが、実際に口から発生するのです。
もしも臭い玉を口内でみつけてしまい、潰してしまえば、一気に口臭を強めてしまうことになります。
- 白血球の死骸・細菌の塊・脂肪酸などで作られる
- 体内を守る役目を果たしている
しかし、臭い玉は強烈な匂いのために、敬遠されがちですが、必ずしも悪というわけではありません。
口内を見てみると分かるのですが、喉の奥の左右に口蓋や扁桃が存在していますよね。
それらは防壁となり、外からの細菌の侵入を防いだりすることで、わたしたちの体を守る役目を果たしているのです。
口内を守った結果として、できるものが臭い玉と考えても良いでしょう。
できやすい!臭い玉は誰しも口内に存在する
そして、注目すべきは誰にでも臭い玉は存在するということです。
前述のとおり、何かしらの原因で扁桃を取り除いていない限りは、すべての人に匂い玉が存在します。
ただ、臭い玉が存在することで、人体に悪影響が与えられる可能性はありません。
- すべての人に臭い玉が存在する
- 体調が悪いときに発生しやすい
しかし、口臭を考えた時にできる限り、避けたい存在であることは確かですよね。
風邪などを引いて扁桃腺が腫れてしまった場合、臭い玉はできやすくなってしまいます。
ただ、じつは日常生活における対策と予防法をしっかりと行うことで、十分に防ぐことが出来るのです。
【病院・自宅で除去】臭い玉への6つの対策と予防方法
ここでは、臭い玉への対策方法として考えられるものを一通りピックアップしてみました。
自分にピッタリの対処法を見つけるのも良いですし、手当たり次第にチャレンジしてみるのも一つの方法かもしれません。
どれもチャレンジする価値のあるものですよ。
口臭を防ぐ!歯磨きなどのマウスケア
マウスケアは、口臭対策における基本的な方法のひとつです。
臭い玉は、もともと食べかすが一つの原因となっているため、毎食後の歯磨きを徹底して行うことで、防ぐ方法もあります。
一日三食であれば、三度の歯磨きです。
- 食後の歯磨きの徹底
- 食べすカスを残さないようにする
口内の食べかすを取り除くことで、根本的な口臭対策にもなるため、これは必ず行うようにしましょう。
また後述しますが、その際に定期的なメンテナンスやうがいと組み合わせることで、さらに口内環境を整えることが出来るでしょう。
歯磨きは、単純なニオイだけでなく、口元の印象を左右する大切な要素です。
安全確実・歯医者での定期的なメンテナンスを行う
普段、歯医者にはどれくらいのペースで行くでしょうか?
虫歯が出来たり、歯周病が発生した時など、異常事態にだけ歯医者は利用するものでもありません。
じつは忘れがちなのが、定期的なメンテナンスです。このひと手間が口内環境を大きく変えることは、意外にも見落とされがちでしょう。
毎日の歯磨きをしっかりと行いながら、歯医者でのクリーニングなどを行うことによって、完璧なマウスケアを行うことができます。
- 自分で落とせない汚れなどはプロに任せる
- 常に目につきやすい場所のため投資する価値がある
なぜなら、マウスケアを素人がおこなう対策には限界があるため、プロの手を借りたり、アドバイスを仰ぐのも大切です。餅は餅屋です。
なにより歯や口の中というのは、誰もが目にできます。
そして、自分自身の性格や環境がハッキリと表れる場所。
ないがしろにせず、日頃から重点的に力を入れるべきポイントでしょう。マウスケアは、あらゆる点から見ても自己投資すべき価値のあるものです。
わたしもマウスケアをきちんと行うようになってから、周囲の反応や口臭対策にも自信を持つことが出来ました。
芸能人が整形と同じくらい、歯の手入れに力を入れるのには、きちんとした理由があります。
しっかりと対策をするのであれば、口臭治療に特化しているクリニックがおススメ。
さらに詳しく
発生を予防する!自宅や外出先でのうがい
うがいはもっとも簡単で、なおかつ風邪予防などにも効果的な方法ですね。
喉の奥にできる臭い玉は、こまめなうがいを徹底することによって、防ぐことが出来ます。
その際に、鼻うがいを取り入れるのも一つの手です。口内とつながる鼻もキレイにしておくと、十分でしょう。
うがいや鼻うがいをすることで、溜まった食べかすなどを洗い流す効果もありますので、臭い玉の発生を予防可能です。
- うがいで汚れを流して予防する
- 口内環境を整えながら健康管理にもなる
その際のポイントは、水だけでなく、緑茶や紅茶を使ってのうがいも効果があります。
なぜなら口内の汚れを除去し、お茶に含まれるカテキンが、菌の増殖を抑えるためです。
リステリンなどの洗口液を利用する方法も一つの手でしょう。
また、特に冬場は注意が必要ですよ。
細菌を多く含んだチリやホコリが発生しやすくなるので、臭い玉が出来やすく、なおかつ量も増えます。
冬場に風邪をひきやすくなるのも、これが原因の一つかもしれませんね。
乾燥防止の鼻呼吸
口呼吸は臭い玉に限らず、口内を乾燥させることで、口臭の原因に繋がります。
対策方法はシンプルでカンタンです。
口呼吸を鼻呼吸に切り替えるだけです。
鼻呼吸に切り替えることで、鼻毛がフィルターの役割を果たし、チリやホコリなどの侵入を防ぎやすくします。
- 乾燥は口臭の原因になる
- 不純物の侵入を防ぐ
喉に直接チリやホコリを届きにくくする、第一関門があることで、臭い玉を作りにくくするでしょう。
それだけでなく、口内の潤いを損なわないことで、口臭の原因を一つ除去してくれることにも繋がります。
病気などが原因で鼻呼吸が困難な場合は、医師の指示を仰ぐようにしましょう。
花粉症の時期やアレルギーなどがある場合は、特に注意が必要です。
耳鼻咽喉科での切除または除去
前述の通り、扁桃が存在する限り、臭い玉は誰しもできることはお伝えしました。
そこで、扁桃自体を取り除いてしまう方法も存在します。
根本的な原因を作り出してしまう部位を取り除くことによって、臭い玉の発生自体を無くしてしまうやり方もあります。
- リスクを避けて除去してもらう
- 訓練によって自己解決できる
そして、もう一つは耳鼻咽喉科で、臭い玉を除去してもらうことも可能です。
手術には抵抗があるけど、除去であればハードルも低いです。
綿棒を使って除去するケースもありますが、扁桃などを痛めてしまうリスクもあり危険です。
舌を使って上手に除去出来ることも可能ですが、かなりの訓練が必要でした。
試しにチャレンジしてみましたが、時間と体力のムダです。リスクと時間を考えるとあまりお勧めできません。
オススメ対策・自力対策+歯医者でメンテナンス
ここまでさまざまな対策を紹介してきましたが、オススメ対策もお伝えしておきます。
正直、歯医者でメンテナンスをするという考えは、いままでありませんでした。それは費用が掛かりそう、必要性を感じない、という理由からです。
しかし、どちらも体験してみたうえでのオススメ対策は、自宅での対策をしながら、歯医者でメンテナンスする方法です。
まずは、自宅で歯磨きや鼻呼吸を意識したりするなど、日々の生活を改善していきます。
そのうえで、最終的には歯医者によるメンテナンスをするのがおすすめです。というのも、自宅での対策にはどうしても限界があります。
また、口内はデリケートな部分であるがゆえ、ぶっちゃけ自宅対策はリスクも大きいです。喉を傷めたり、新たなトラブルを発生させては、元も子もありません。
- 安全性
- 悩みの根本的な解決
- 投資分の価値がある
この3つの理由から、わたしは自宅での対策+歯医者でのメンテナンスをオススメします。ぜひ参考にしてみてください。
今回のまとめ
今回は口臭の原因となりうる、臭い玉について紹介しました。
もしも、アナタが歯周病や胃腸などに異常があるわけでもなく、きちんと対策をしているのにも関わらず、口臭が気になる場合もあるでしょう。
そんな時に疑うべきは、臭い玉の存在かもしれません。
人間である以上、誰しも口臭は存在しますが、対策を行うことによってそれを極力抑えることが出来ます。
口臭で自信を持つことが出来れば、自分自身の自信にも繋がることは間違いありません。私自身が実際にそれを強く感じています。
口臭対策は軽視されがちですが、本日からきちんと口臭対策を行ったり、定期的な歯医者でのメンテナンスも行うようにしましょう。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後までお読みいただきありがとうございました。