ワキガ・チチガ・スソガの悩みを抱えている人にとって、深刻な悩みのひとつが性行為です。
とくにチチガやスソガは、性行為の時に相手にバレやすいリスクがありますよね。
たとえば、通りすがりの見知らぬ外国人であれば、どんなにクサいと思われても構いません。
しかし、実際は性行為という、好意を抱いているケースのときに発覚しやすいものです。
見知らぬ他人とはワケが違います。
だからこそ、好きな人から『嫌われたらどうしよう』と不安になってしまうものです。
そして、不安から性行為を拒んでしまい罪悪感を感じたり、別れを考えるケースもあります。
わたしも実際にワキガ体質をバレたくないという経験から、男性側から女性を拒むという、最悪の行為をしたこともあります。
わたしの一方的な不安と安いプライドで、女性を深く傷つけてしまいました。
今でも思い出すだけで、自然とため息が出てしまうんですよね。
さらにこのニオイの問題は、けっして当事者だけの問題でもありません。
じつは、彼氏や彼女をはじめとした、パートナーのニオイに悩んでいる人も多いのです。
そこで、今回は自分自身がパートナーに言えず苦しんでいる方、逆にパートナーのニオイに悩んでいる方どちらにも向けた内容です。
そもそもニオイが人に与える影響から、パートナー指摘するメリットとデメリット、またどのようなことが起こるのか?
シミュレーションしながら、具体的な対策方法を提案していきたいと思います。
当事者と相手側という、どちらの気持ちも知ることでしか分からない、答えも出てくるでしょう。
どうしよう?言える・言えない?パートナーとの解決策
じつはこの性行為の問題、ワキガ・チチガ・スソガに悩んでいる方にとって、一度は悩む問題ではないでしょうか?
性行為自体も話しにくい内容ですし、さらにデリケートゾーンのニオイの悩みが重なるという、とても深刻な問題です。
お互いがなんでも話せる関係であれば、問題なく解決です。
しかし、全員がそうとは限りません。
どちらかが悩みを抱え、言い出せない状態であれば、ストレスにもなります。
いつか爆発して寂しいお別れ、なんてことになりかねません。
- デリケート&性問題の二重苦である
- 正解はないが選択肢はある
さらに、この性行為問題を深刻化させているのは、二重苦であることです。
解決方法も分からない、人にも言えない、二重苦という最悪の状態です。
今回はそんな苦しんでいる方が、少しでも解決に向かって動き出せるように、解決方法を探りながら提示していきたいと思います。
わたしも当時付き合っていた彼女に言い出せず、相手にクサいニオイを嗅がせることになった経験もあります。
自分がワキガだということを認めたくない気持ち、人には言いたくないという安いプライドが間違った行動を起こしました。
また、自分がワキガと言い出せなくても言えないストレスと、相手にも不快なニオイを嗅がせているストレスで頭の中はパンク状態です。
そんな経験をふまえて、わたしは自分がワキガ体質などであれば、正直に言うべきであること。
もうひとつは相手がワキガ体質であれば、指摘すべきであると思います。
これがわたしなりの答えです。
その理由をあらゆる角度から検証した上で、説明していきます。
ぶっちゃけこの問題に関しては正解はありませんが、さまざまな選択肢を知っておくことで、最良の解決策を見つけるカギになるでしょう。
ニオイの真実・臭いよりは良い匂いの方が好まれる
まず大前提として、ひとは臭いニオイと良いニオイかのどちらかであれば、大多数のひとが良いニオイを好むでしょう。
たまに臭いニオイのほうが良いという意見も見かけますが、それはごくごく少数です。
少数であるからこそひとつの意見として目立ち、なおかつ記憶にも残りますが、実際には限られていますよね。
本音は良いニオイが好まれます。
さらに言えば、それがまたパートナーの話となれば、若干答えもちがってくるでしょう。
なぜならそこには「好き」という感情が入ってくるためです。
しかし、人間の身体の構造を知っていくと、無視できない事実が見えてきました、
嗅覚で好き嫌い!人間は相性を本能的に判断
異性をみるときに、あなたはどのような部分を見ていますか?
顔、性格、価値観、気が合う、などたくさん見れる部分はあります。
たとえば、こんな性格だから良いや見た目が好きや経済力があるからなど、判断することもありますよね。
とはいえ、単純な外見や内面だけでなく、人間は本能的にニオイで相性を判断しているといることが分かっています。
意識的ではなく、本能で嗅ぎ分けていたのです。
なぜなら、人間の身体の作りがそうなっているためです。
- 本能的にニオイで相性を判断している
- どうすることもできない一面がある
というのも、人間は子孫を繁栄するときに、自分とは遠く異なる遺伝子を求めるといわれています。
そこで、より生存力の強い遺伝子を残すために、ニオイで本能的に判断しているのです。
さらに女性は男性よりも、ニオイに敏感になりやすい傾向があります。
たとえば、思春期に父親のニオイなどを娘がとくに嫌ったりするのは、理にかなっています。
なぜなら、遠い遺伝子であればあるほど、心地良いためです。
ここから分かることは、臭い・良いニオイは別にして、嗅覚で本能的に判断しているということが分かります。
つまり異性を選ぶときに、嗅覚は良くも悪くも、相手の印象をきめるポイントになっていたのです。
嗅覚を制するものがパートナーの心を掴む?
ここまで分かってきたのは、嗅覚によって、相手を本能的に判断していることが分かりました。
相手の情報をニオイから読み取ります。
そして、自分とは遠い遺伝子を心地良いと感じるのです。
ただ、誤解しないで欲しいのは、ニオイの印象だけですべてが決まるわけではありません。
- 本能的な相性がすべてではない
- ニオイは改善することができる
性格、相性、見た目などさまざまな要素によって、その本能的な判断を上回ることも出来ます。
なぜなら、ニオイ問題はほぼ解決することが出来ますが、性格や相性などはニオイ以上に改善したり努力だけでは上回れない部分があるためです。
ですので、あきらめたり絶望をする必要もありません。
ただ、ニオイが相手に与える印象や好き嫌い決める、重要なポイントになることも事実です。
そんな大事なポイントにコンプレックスを抱えている人は、相手に打ち明けたら嫌われてしまうんじゃないか?とさらに不安になったでしょう。
逆にパートナーのニオイに悩んでいる方も、言うことをためらってしまうでしょう。
そこでまずは、シミュレーションをしてみるのもひとつの手です。
相手に打ち明けることや、逆に相手に指摘することで、どのようなメリットとデメリットがあるのかを知っておきましょう。
言うべき?自分にニオイの悩みがあるケースの対処法
まず最初に、パートナーに言えるか言えないという問題があります。
- パートナーに打ち明けられる・指摘できる
- 知られず・指摘せずに解決したい
答えによって、進むべき道が変わってくるでしょう。
自分自身の環境や状況に、置き換えて考えてみてくださいね。
フラれるのが怖い!パートナーに打ち明けたとき
好きであればあるほど、相手に打ち明けるのが怖いと思うものです。
「だってフラれるのが怖いから」きっとこう考えてしまうものですよね。
それに男性にはプライドがあり、女性は繊細な面も持ち合わせています。
わたしのようにワキガを認めたくない、言いたくないという人もいるはずです。
しかし、自分からワキガ・チチガ・スソガの悩みを言うことができれば、さまざまなメリットがあります。
- パートナーに隠す手間や苦労がなくなる
- クサいと思われて嫌われない
- 今後のサポートがえられる
- リスクは嫌われる可能性もあること
たとえば、性行為の前にシャワーに浴びたり、またはデオドラントを使用することもカンタンです。
というのも、「クサい」という自己申告ができていれば、コソコソ対策をする必要もなく堂々と対策できますよね。
キチンとした対策をすることができれば、相手にクサいと思われる確率がグンと下がります。
つまりは、クサい不快感をあたえることがないということです。
なにより恥ずかしい悩みをいえて、相手に受け入れてもらえるということは、その時点で嫌われるという最大のリスクを避けることが出来ています。
好きな相手にクサいという理由で、フラれることがないということです。
むしろ、距離がグッと縮まって相手のことをより好きにもなれるでしょう。
なぜなら、自分のコンプレックスを受け入れてくれる器の広い人ですからね。
それ以外にもメリットはあります。
将来的にワキガ・チチガ・スソガの手術や治療をするにあたって、サポートや理解も得られます。
ただ、自分のコンプレックスを言うだけで、これだけのメリットがあるのはおおきな価値がありますよね。
注意!悩みを言ってしまったときのリスク
しかし、リスクについても考えておかなければなりません。
ワキガ・チチガ・スソガの悩みを告白することによって、相手が良い顔するとは限りません。
わたし自身「クサい人はムリ」と言われて、フラれた経験もあります。
とまぁ、それはかなり特殊なタイプです。
とはいえ、クサいニオイに対して、どうしても許せないひとも一定数はかならずいます。
- 嫌われる・受け入れられない可能性もある
- 相手の人間性によって結果が変わる
万が一自分のコンプレックスを告白することで、相手が引いたり嫌いになるリスクがあることは忘れてはいけませんよね。
そして幸せに生きていくうえで、ストレスのない人付き合いをしていくうえで、大切なことがあります。
相手を裏切る裏切らないということは別にして、知らなくても良いことはあるはずです。
事実を知らないで付き合いが上手くいくのであれば、あえて口にする必要はありません。
世の中知らないほうが幸せなことってありますよね。
パートナーの器の大きさや性格なんかにもよるので、正直に話すことが正解とは限りません。
でも打ち明けただけで「くさいのはムリなんだよね、別れよ」ってなるひとなんて、どのみち関係が続いてもムズカシイかなと思います。。
きっと付き合っててもウマくいくはずがないので、良い勉強としてポジティブにとらえましょう。
パートナーには言えない・言わずに解決したい
次にパートナーに自分から言えない、もしくは言わずに解決したいケースです。
これは結論から言えば、デオドラントによる対策をするか、治療や手術を選択することになるでしょう。
手っ取り早いのは解決するしかありません。
- 日々の生活習慣の改善とケアの手間がかかる
- 常にパートナーに気づかれずに行わなければいけない
- 常にバレてしまうリスクがある
- きちんと対策すれば知られることがない
とはいえ、手術や治療をすると決めたとします。
しかし、解決するまでは性行為のたびに、毎度何かしらの対策をしなければなりませんよね。
良い雰囲気になったらトイレに行ったり、雰囲気をとめてニオイへの対策です。
それはそれでけっこう手間にもなり、ずっと続くと思うとメンドウで大変です。
ただし、準備をしっかりと事前にしておけば問題もありません。
たとえば、デートの日であれば、毎回デオドラントによる対策を欠かさずにおこなうなど。
性行為のまえになったら、シャワーをかならず浴びる、そしてデオドラントをつける時間を確保するなどです。
しかし、これらを毎回パートナーに気づかれずに、日々行うという過酷なミッションを背負っていかなければなりません。
もしこのような努力を続けるのなら、ふだんの食生活で生活習慣の改善や、地道にニオイを改善するための対策も取り入れるべきでしょう。
とまぁ、このようにいろいろと大変なこともあります。
ただ、バレなければ相手に嫌われることがないのは、ほかにない最大のメリットですよね。
パートナーのニオイに悩みを抱えている場合の対処法
今度は自分自身ではなく、パートナーのニオイに悩まされているケースです。
これに関しては、わたし自身の経験をいわせてもらえば、指摘してあげるべきの一択です。
これは間違いありません。
なぜそこまで言い切れるのか?その理由についてもくわしく解説していきます。
【断言・条件付き】注意ではなく絶対に指摘するべし
前述のとおりに結論から言えば、これは絶対に指摘してあげたほうがいいです。
わたしはどちら側の実体験もあり、そのうえで感じたことも多いためです。
ただし、条件つきです。
- メリットがすべて一時的である
- 伝えないことでのデメリットが圧倒的に多い
- ポイントになるのは伝え方と性格
まずワキガ・チチガ・スソガの指摘しないことで得られるメリットからみていきましょう。
しかし、ふたつしかありません。
その場だけをしのげたり、パートナーを一時的にだけ傷つけないことです。
それ以外はデメリットしかないと思います。
- 将来的なことも考えることが大切
- ニオイが原因の不利や悪影響はある
というのも、チチガやスソガはワキガにくらべると、この問題に関しては深刻でない可能性が高いです。
なぜなら、チチガやスソガもよほどの重度でないかぎりは、普段生活してて知られることはありませんよね。
しかし、ワキガに関しては別です。
職場や学校、バイト先、さまざまな場所で周囲に気づかれる可能性があるでしょう。
チチガやスソガと違って、普通に生活しているだけで知られてしまう可能性が高いです。
ということは、言わないと気づかずにクサいままです。
結果として、ニオイが原因で人間関係に変化が起こるかもしれませんし、いじめの対象になるかもしれません。
「あの人クサくない?」
「ワキガだよね」
おそらく学校や職場、友人との会話のなかで、一度は耳にしたことがあるフレーズですよね?
すべての人がニオイに対して、広い心があるわけではありません。
自分が彼氏・彼女・恋人などのパートナーに対していだく優しさや感情を、それ以外の人がおなじように持っているわけではないです。
このような理由から、絶対に指摘するべきです。
自覚がなくクサいっていうのは、ぶっちゃけ社会や集団での風当たりはキビしいです。
ちなみに世間のワキガ・チチガ・スソガに対する本音について、真実を書いてみました。
なぜ指摘するべきなのか?さらに詳しく掘り下げています。
指摘する際の条件とは?大切なのは伝え方と人間性
伝え方もすこし工夫をするだけで、傷を最小限に済ませることができます。
大切なのは、伝え方です。
まず、基本的には一対一の場面で伝えるべきでしょう。
デリケートな問題なので複数の人間の前で、臭いという事実をバラすのはあまりにも酷です。
- 1対1で伝える
- 周囲にひとのいない場所を選ぶ
そのため、一対一で周囲にひとのいない、環境と形で伝えるべきです。
さらに言えば、パートナーの人間性についても見極める必要があります。
いわばキャラクターや性格です。傷つきやすいひともいれば、図太いひともいる。
パートナーの性格を見抜いて、言葉の選び方や伝え方をえらびましょう。
たとえば、深刻に伝えるよりは笑いながらジョークっぽく伝えたほうがいいのか。それとも逆のほうがいいのか。
そのキャラや人間性を見極めて伝えてあげることが大切ですね。
クサいことを指摘されたウレシイひとはいません。
できるだけキズは浅く、なおかつ自分自身が相手のことを思っていることを、ベストな形で伝えることも忘れてはいけません。
相手に対して、思いやりがあるといういうキモチがなにより大切ですよね。
愛のない指摘は素直に受け入れづらいです。
伝えるのは見知らぬひとではなく、好きなパートナー。相手の将来を考えて、ときにはハッキリ伝えることも愛情ですよ。
別れる前に!指摘出来ない・緊急の選択肢を考えてみた
とはいっても、わたしにはどうしても伝えることが出来ない。だって、クサいなんて人格を否定された気分では?
そんな風に思っている方もいるでしょう。
しかしそんな方に向けて、いくつかの選択肢をわたしなりに考えてみました。
今、考えられる選択肢をできるかぎり挙げてみました。
別れや諦めをかんがえる前に、最後の手段です。
- 第三者に伝えてもらう
- デオドラントを渡してみる
- ニオイの話題を出してみる
- 自分の職場などのニオイに困っているという
- 一緒にデオドラント対策しようと言ってみる
- クサい時に表情に出してみる
第三者にそれとなく伝えてもらう、デオドラントを渡してみるなど、やれることは意外にもおおいです。
この中からピッタリのものを考えて、選ぶのもひとつの方法と言えるでしょう。
是非、参考にしてみてくださいね。
これに関しては思い付きしだい、随時追加していきます。
そのほかの恋愛や性についての関連記事については、こちらを参考にしてみてくださいね。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
とてもデリケートな問題ゆえに、解決方法も見つかりにくいですが、そんな方に向けて少しでも力になれればと思います。
もしも悩んでいる方がいれば、選択肢のひとつになればそれ以上のことはありません。
デリケートな問題な分、解決したときの喜びは格別です!
悩みの解決策が決まれば、あとはそれを実行に移すだけです。ともに頑張りましょう!
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。
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