春先の歓迎会や年末の忘年会シーズン時期なると、普段のお酒に加えて、さらに飲む機会も量も増えるのではないでしょうか?
その際にはお酒も飲みながら、美味しい料理も沢山食べると思います。
その中でも、とくにビールと餃子などは定番の組み合わせですよね。ビールとニンニクの効いた餃子、抜群の相性です。
しかし、翌日になってお酒が体内に残っていたり、ニンニクのニオイが気になることってありませんか?
仕事が接客業であれば、とくに注意が必要でしょう。それ以外でも、職場内や人との接触が避けられないケースもあります。そのため、泣く泣く口にするのを諦めることもありますよね。
とはいえ、そんな方に向けて、ちょっとしたコツを知っておけば、ニオイの強い食材や料理を食べたあとでも、翌日のニオイが気になりません。
好きなものをガマンして楽しめなくなるよりは、正しい方法を知って、好きな食べ物を食べたいと思いませんか?
そこに、ムズカシイことやガマンは必要ありません。
ポイントは食事とお酒に分けての対策で分けているので、広く対応できるでしょう。ぜひ、取り入れてみてください。
解決するために原因を知る・ニオイを抑える秘策は○○だった
ニンニク、玉ねぎ、ネギ、お酒…ご存知の通り、お酒や食材などによって、翌日にもニオイが残るものが存在します。
ニオイ残りを気にして、食事をガマンしたりすることありませんか?
それだけでなく、うっかりと食べてしまい、大切な日にもしニオイが残っていたらどうしよう?と焦ってしまうこともあるでしょう。
そんな最悪の事態にならないためにも、今回は事前に知っておきたい対策や注意、ニオイの強い食材などを紹介します。
これを知ることで、大切な日の当日に、ニオイが気になって焦ることもなくりますよ。
なぜ?お酒のニオイが残るメカニズム
そもそもなぜ、お酒がニオイとして残りやすいのか?そのメカニズムを見ていきましょう。
まず、お酒が体内に入ると、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。
さらにそこから分解されて、水と酸になり、体外へ尿や汗として排出されるというのが一連の流れです。このように分解されれば問題ありません。
問題は分解されなかったときです。
肝臓の分解機能を超えたお酒の量が体内に入ると、アセトアルデヒドが分解されないまま血中に流れます。
そして、血中に流れたアセトアルデヒドが、汗として放出されることにより、ニオイが出てしまうのです。
- アセトアルデヒドが汗として放出されるため
- 生臭く、青臭く、時には甘ったるいニオイ
じつは残ったお酒のニオイは口臭だけでなく、全身に存在する汗腺から汗として放出されるため、とてもやっかいなのです。
身体のニオイとして、周囲に異臭を放ちます。
そのニオイは「生臭く、青臭く、時には甘ったるい」と言われます。
想像するだけで、どれだけ不快なニオイなのかはすぐに分かって頂けるでしょう。
なぜ?食事のニオイが残るメカニズム
つぎに食材や食事です。
とくにニオイが強く、翌日にニオイが残りやすいと言われているのが、ニンニクやキムチ、ニラやネギなどです。
どれも美味しいのですが、ニオイが残ってしまうのが何よりの難点でした。
そして、ニンニクのニオイの原因は「アリシン」と呼ばれる化合物にありました。じつはこの「アリシン」、元々はニオイがしないもの。
- アリシンと呼ばれる化合物
- ニンニクやネギは小さく細かくなるほどニオイが強くなる
しかし、調理の過程でほぼニンニクやネギは、切られたりスラれたりしますよね。細かくなることがほとんです。
その細かくなる過程で「アリシン」が作られてしまうのです。小さく細かくなるほど、ニオイが強くなるということ。
それが体内に入り、またさらに変化をすることで、口からニンニククサいニオイを発するというわけです。
翌日のニンニクのニオイは、自分でも分かるくらいに異臭を放つことがありますよね。自分で分かるということは、周囲は強烈に感じます。
なぜなら、自分よりも他人のニオイなどに敏感であるためです。
そのまま放っておくことなどは、もってのほかです。かならずきちんと対策を行いましょう。
ニオイが残りやすい食材や食事一覧
- ニンニク
- 玉ねぎ
- ネギ
- ニラ
- キムチ
- 香辛料
- 発酵食品(納豆・チーズなど)
- お酒
- 砂糖類
- 炭水化物
口臭予防・翌日にニオイを残さないための対策
基本的には食事やお酒を口にしてしまった以上、即座にニオイを全て断ち切るのは不可能です。
しかし、量を調節したり、ひと手間を加えるだけで、そのニオイには大きな違いが表れるでしょう。
忘れてはいけないのが、お酒や食事どちらも仕上げはブレスケアですが、その前の二つの対策が特に重要であることは忘れてはなりません。
翌朝クサくならない方法!お酒のニオイを残さない3カ条
- 適量の飲酒とこまめな水分補給
- 皮膚からのニオイを防ぐ
- 仕上げにブレスケアをする
1.適量の飲酒とこまめな水分補給
基本的な対策になりますが、お酒は飲まなければニオイがすることはありませんし、飲酒量も多いよりは少ないほうがニオイはしません。
そのため、お酒をどうしても飲まなければいけない場合は、その量を極力控えることです。
いつもよりほんの少し減らすだけでも十分です。
- お酒の量はできるかぎり抑える
- 気づいたら水を飲むようにする
とはいえ、その場の空気感や立場上飲まなければいけないこともあるでしょう。
万が一口にしなければいけない場合は、こまめな水分補給をすることです。なおかつ、水分補給は水でこまめにしましょう。
なぜなら、水を飲むことによって、体内にあるお酒の排出をスムーズにします。
そうすることによって、翌日にお酒を残すこともありませんので、同時でニオイも抑制することが出来るでしょう。
2.ニオイ対策で清潔感を保つ
前述のとおり、体内に残ったアセトアルデヒドは、翌日に皮膚からガスとして放出されることが分かりました。
そのため、シャワーなどで身体を清潔に保っておくことも重要です。
前述のとおり、汗として体外に放出されるためです。
- 翌朝はシャワーなどで常に清潔に
- 汗をかいたら放置しない
しかし、お酒を飲んだあとのお風呂などは、危険なケースもあります。注意が必要ですが、ニオイを残さないためにはシャワーを浴びるべきでしょう。
どうしてもニオイが心配な場合は、翌日の朝などもシャワーを浴びるようにすれば、より完璧です。
さらに日中はこまめに汗を拭き取ったり、清潔感を保つニオイ対策も欠かせません。
そのふたつをキチンとおこなえば、かなりの効果を期待できるでしょう。
3.仕上げにブレスケア
上記二つを意識的に行ったあとに、最後に仕上げとなるのがブレスケアです。
もちろん歯磨きや基本的な管理は必須なのですが、体内からニオイを抑制してくれるブレスケアはかなり効果的でした。
わたしも実際に使用した経験があるのですが、錠剤タイプのブレスケアを使うことで、「お酒クサい」と言われた経験はありません。
- 体内からニオイを消臭
- オーラルケアも忘れない
使わなかった場合は、たいてい「昨日お酒飲んだでしょ?」と言われることが多かったですね。
自分ではニオイなどに気づきにくいですが、周囲は気づくもの。だからこそ、必要上に注意を払うことが大切ですね。
確実にニオイを抑制したい場合は、基本的なオーラルケアを行った上で、さらにブレスケアを使いましょう。
噛まずに飲むことで、よりニオイの抑制に効果的です。
口内ではなく、胃腸からニオイを抑えてくれるので、胃の奥にあるニオイの原因をさわやかな香りで抑えてくれるでしょう。
にんにくも怖くない!食事のニオイを残さない3カ条
- ニオイを抑えるものを取り入れる
- 発汗を促し排出の時短する
- 仕上げにブレスケア
1.ニオイを抑えるものを取り入れる(牛乳&緑茶)
刺激があってニオイが強いものは、消臭効果のあるものを取り入れることで、ニオイを残しにくくなるでしょう。
1つ目は牛乳です。牛乳はニオイなどを包み込んでくれるため、強烈なニンニクのニオイの原因である「アリシン」をブロックしてくれます。
牛乳にあるたんぱく質は「アリシン」と結びつきやすいために、ニオイを抑制してくれる効果があるようです。
- アリシンをブロックする
- 緑茶は消臭や殺菌効果がある
2つ目は緑茶です。口臭対策などでも名前が上がる緑茶は、カテキンの効果によってニオイを抑制してくれるでしょう。
カテキンは消臭や殺菌効果があることから、ニオイ消しの際には取り上げられます。
牛乳や緑茶、どちらも手に入りやすいため、ニオイが気になった際は意識的に取り入れるようにしましょう。
その他にも、りんごジュースやリンゴを食べるのも非常に効果があるそう。
2.発汗を促し排出の時短する(運動&水分補給)
次に、汗を出すことによって、体内から成分を放出する方法です。
体質による部分もありますが、代謝を上げることによって、成分を体内に留めておく時間を短縮することが可能です。
運動とはいっても、軽めの運動でも十分です。
- 汗からニオイの元を放出する
- かならず水分補給もセット
運動による発汗や難しい場合は、長時間のお風呂に入ることによって代謝を促しましょう。
その際には、かならず水分補給もセットで行います。
そうすることによって、体内の循環を早めます。そして、よりニオイの原因となる成分を体外へ排出することが出来るでしょう。
3.仕上げにブレスケア
そして、最後にブレスケアを行いましょう。
お酒の時と同様にブレスケアは効果が高いです。胃の中にあるニオイの原因にアプローチします。
- 胃腸からニオイを抑える
- 歯磨きやうがいなど基本的な対策も忘れない
とくにニンニクなどは、口内のニオイよりも、体内に入ったニオイが長時間残りやすいことが分かっています。
そのため、歯磨きやうがいだけでは口内がスッキリしても、体内の内から出てくるニオイには対応しきれません。
上記二つの対策をしっかりと行った上で、ブレスケアをすることで、よりニオイへの抑制効果が期待出来るでしょう。
かならず最後の仕上げも忘れずに。
体内にニオイは10時間以上残る!消臭対策のポイント
大切なのは、気づいたら早めに対処することです。
これが基本的な対策をおこなう上で、もっとも肝心なポイントです。
口の中のニオイは数時間程度で抑えることが出来ますが、体内には十時間以上残っていると言われるため、早めの対処と適切な対策が重要になるでしょう。
- 体内には10時間以上ニオイが残る
- 早めの対策と少しの意識の変化
しっかりと対策をすることで、大切な日の当日に焦るようなこともなく、むしろ余裕を持って向かえることが出来ますね。
もしもニオイが残るかも?そんな風に感じたときは、すぐに翌日にニオイが残ることがないように、動き出しましょう。
早めの対策が翌日へのニオイ残りを最大限に抑えてくれるでしょう。
そのほかにも口内の問題を無視すると、口臭問題を引き起こします。問題が起こる前にチェックしておきましょう。
今回のまとめ
ニオイが強い食材、またはお酒、どうしても口にしたい時はありますよね。
意識をしていても、気づかずに食べた料理に控えるべき食材が入っていることもあるでしょう。
そんな時こそ、対策をしっかりと行うことで、ニオイを最大限に抑えることが出来ます。
日々生活を送っていく中で、食事というのはひとつの楽しみですよね。
そんな食事という楽しみが、ニオイ対策をおこなうことで、なんの後ろめたさもなくより楽しむことができるようになるでしょう。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。