アロマとはひとくちに言っても、その楽しみ方はさまざまです。そして、好みもひとそれぞれですよね。
そこで、自分にピッタリの楽しみ方を知るためには、まずどのようなアロマの楽しみ方があるのかを知らないといけません。
今回は、アロマにはどのような種類の楽しみ方があるのかだけでなく、どのような方に向いているのかまでを紹介しようと思います。
- アロマの楽しみ方の種類
- どのような人に向いているのか?
- 6つのオススメを紹介
今知るべきは、6つのオススメの方法です。その中から目的や希望にピッタリの楽しみ方が見つけてくださいね。
あなたにピッタリのおすすめのアロマの楽しみ方・使い方一覧
一般的にアロマと聞くと、まず思い浮かべるのは「香り」を楽しむものですよね。
ただ、それ以外にもいくつかの方法があることは、広く知られていません。
基本的には香りを楽しむものですが、そこにはプラスアルファがあります。香りの楽しみ方にも種類があり、それが下記の6つの方法です。
- 芳香浴法
- 吸入法
- 沐浴法
- 湿布法
- フェイシャルスチーム法
- トリートメント法
体調や気分によってアロマオイルを変えたり、方法を変えながら楽しむことで、よりアロマを深く楽しむことが出来るようになるでしょう。
自分自身の生活スタイルと照らし合わせながら、香りを生活の一部に組み込んでみましょう。
アナタの生活に一つの大きな楽しみが加わることは、間違いありませんよ。
アロマテラピーの楽しみ方6選!おすすめの使い方や目的とは?
今回は基本的なものから、応用的なものまで一通り紹介しています。
一つの方法だけでなく、複数の方法を知ることで、選択肢が広がることで香りを目的や気分に合わせて楽しむことが出来るようになります。
ぜひ、自分にピッタリの方法を見つけてくださいね。
芳香浴法
こんな方におすすめ
- お手軽に香りを楽しみたい
- 好きなことをしながら、リラックスしたい
- 自宅で気分転換をしたい
- 部屋の香り付けをしたい
アロマオイルの香りを楽しむ時に、代表的なものとして挙げられるのが、芳香浴法。
アロマオイルを拡散することで、香りを楽しむオーソドックスな方法です。
そんな芳香浴法の中でも、定番の方法をいくつかピックアップしてみました。
- アロマディフューザー
- アロマキャンドル
- アロマランプ
- ルームフレグランス
- インテリアや雑貨につけて使う
芳香浴法はおもに自宅で楽しむ際に多く利用される方法です。
時間がないときの気分転換や部屋の香り付けなどにも効果的でしょう。たとえば、家事終わりの合間の息抜きや気分転換にもってこいです。
もちろん容量をコンパクトサイズにすれば、持ち運んだりすることも出来ます。香水代わりに使用することも可能。
外出先での香りづけにも有効活用できるでしょう。
吸入法
こんな方におすすめ
- 花粉症や鼻づまり対策
- のどの痛みを緩和
- 体内から気分転換したい
吸入法は口や鼻などの粘膜から、アロマオイルの成分を吸入し、器官の不調などを緩和しながら楽しむ方法です。
身体の不調などがあるときは、体調面を考慮しながら使ってください。せきが出ていたり、ぜんそくなどを持っている場合は、使用に注意が必要です。
ムリは禁物。
- 蒸気吸入法
- ハンカチなどに垂らす方法
ただ、アロマオイルの種類によっては、刺激の強いものが存在します。控えるべきアロマオイルもあるので、使用前に確認しましょう。
また、蒸気を吸入する際は、念のため目を閉じて行うようにしましょう。
芳香浴にくらべてより直接的に身体と接触するため、取り扱いや使用はより注意深くおこないます。ハンカチなどに垂らすことによって、持ち運ぶことも可能ですよ。
沐浴法
こんな方におすすめ
- リラクゼーション効果を得たい
- 冷えた身体を温めたい
- 血行を改善したい
沐浴法(もくよくほう)はアロマオイルを加えた、バスタブなどに身体の一部や全身を浸してアロマを楽しむ方法です。
バスタイムの気分転換にも一役買ってくれます。自宅での入浴も香りで非日常的な空間へと様変わり。
- 全身浴法
- 半身浴法
- 部分浴法
- 足浴法
- 手浴法
そもそも入浴自体が身体に数多くのメリットを与えてくれます。
そこにアロマオイルを加えることで、さらに心身ともにリラックス効果を高めてくれるでしょう。
たとえば身体の一部や半身、または全身をつけるなど気分や体調に合わせて、使い分けをしましょう。
アロマオイルによっては皮膚への刺激が強いものもあるため、種類選びや量には注意が必要。また、持病をお持ちの方は身体への負担も考慮しましょう。
お湯の温度は高くても42度に設定し、けっして無理だけはしないようにしましょう。注意事項も多いですが、気分転換にもなるのでオススメですよ。
湿布法
こんな方におすすめ
- 肩こり、腰痛、生理痛の緩和
- 患部の炎症や発熱対策
- 暑さや寒さへの気分転換
湿布法は、お湯や水にアロマオイルを垂らして、そのまぜた湯や水にタオルを浸して身体に当てる方法です。
市販の湿布とおなじで、患部を冷やしたり温めたりする際に、用いられます。一部の冷却効果や温熱効果が期待できるでしょう。
- 温湿布
- 冷湿布
温湿布と冷湿布は使い分けも肝心です。
肩こりをはじめとした慢性的なトラブルには温湿布。
逆に患部が熱を持っている場合は、冷湿布を持ってクールダウンするようにしましょう。
- 慢性のトラブルは温湿布
- 熱を持っている場合は冷湿布
そのほかにも単純な気分転換やクールダウンのために、用いるのもオススメです。
フェイシャルスチーム法
こんな方におすすめ
- 皮膚へのうるおいなど美容効果を得たい
- 血行を改善したい
- 蒸気吸入で不調を緩和しながら、同時にリフレッシュしたい
フェイシャルスチーム法はアロマオイルを含んだ、スチームを顔に当てて、美容効果を得ながら香りを楽しむ方法です。
蒸気を直接顔に当てながら、吸入法も同時に行うことができるため、目的によって同時進行したり、使い分けをしてみるのも一つの楽しみでしょう。
- フェイシャルスチーム
精油によっては皮膚への刺激が強いものもあるため、取り扱いには注意が必要。
また、持病をお持ちの方は身体への負担も考慮しましょう。
ポイントはふたつあります。
ひとつめは、スチームを顔に当てる際、蒸気が直接目に入ることがないように、目を閉じて行いましょう。
ふたつめは、蒸気を逃がさないようにタオルをかぶりつつ、うまくタオルを使いながら、蒸気の量などを調整するのがコツです。
トリートメント法
こんな方におすすめ
- リラクゼーション効果を得たい
- こり対策
- 肌の保湿や改善
- 血行を改善したい
トリートメント法はアロマオイルをベースにしながら、植物油を用いて、トリートメントオイルを作成し、それを身体や顔に塗って楽しむ方法です。
直接肌に触れるものであるため、しっかりと希釈をして使用するようにしましょう。
- フェイストリートメント
- ボディトリートメント
万が一のトラブルを避けるためにも、最初は希釈濃度の目安を低く設定するのが、オススメです。
濃度は通常よりも低くし、問題がなければ若干濃度をあげても問題ありません。
ただ、個人差や使用時間など、そのほかにもさまざまな要素が関わるので無理をしないほうがベターです。
香りを楽しみながら美容効果も得られ、さらにはリフレッシュ効果もあります。
お肌の調子を整えたり、肌トラブルの改善や緩和にもピッタリでしょう。
また、濃度は試行錯誤も重要です。焦りはトラブルの元なので、たっぷりと時間と余裕がある際に、ぜひ試してみてください。
次のステップ!好きなアロマオイルの香りを見つける!
自分にピッタリの楽しみ方が見つかったら、つぎに好きな香りを見つけましょう。
いままで香水、シャンプー、柔軟剤、なんでも良いのでどのような香りが好きか振り返ってみてくださいね。
- 香水
- シャンプー
- 柔軟剤
- お香
など、好きな香りであればなんでも構いません。
その日の気分によって香りを変えることはありますが、根本的に好きな香りというのは意外にも変わっていません。
すでにもう香りが決まっている方も、これから香りを決めたい方も、こちらの記事で香り選びの参考にしてくださいね。
入門編・失敗しないアロマの精油選び!購入する前に知りたい知識
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
これからアロマをはじめる方、すでにアロマを楽しんでいる方にも、生活の中でより一層香りを楽しむきっかけになってくれれば、嬉しいです。
今の生活の中に香りという楽しみが増えるだけで、すごく充実したものになります。
日々のストレスを軽減したり、気持ちを落ち着かせたり、ときには不調を改善したりできるでしょう。
男性にも女性にも、アロマの楽しみ方が少しでも伝わってくれれば幸いです。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後までお読みいただきありがとうございました。