アロマオイルについて調べていると、妊娠時には向かないことや取り扱いに注意が必要であるという記述が多くみられます。
厳密に言えば、正しい使い方と知識を知っておけば、使用しても問題はありません。
ポイントは妊娠時に向かないアロマオイルを使わないこと。
そのほかにも、間違った使い方をしてしまうと危険があることも事実ですので、頭に入れておいたほうがいいでしょう。
注意点はどれもカンタンなので、安全のためにもかならずポイントは抑えておきましょう。
妊娠時の注意点と使用に向かないアロマオイルなど、注意事項やポイントを詳しく解説していきましょう。
なぜ気をつけなければいけないのか?妊娠時のアロマオイルの注意事項
妊娠時はストレスが溜まったりしても、動くこと自体が困難だったり、気分が乗らないなんてこともしばしばと聞きます。
日々の生活の中で、さまざまな面で制限されることも多く、そんな制限された生活の中でひとつの楽しみにもなりうるのがアロマです。
- ストレス解消
- 気分転換
- 負担のない刺激
妊娠時の正しい使い方さえマスターすることが出来れば、ひとときの息抜きとなります。
そして、楽しみも増えることで、妊娠時などの苦労もすこしは和らげることができるでしょう。
アロマオイルの使用に注意すべき理由
そもそもなぜ妊娠時にアロマオイルの使用に注意が必要なのでしょうか?
アロマオイルというのは、良くも悪くも刺激があるためです。
そのため不安定な妊娠時に、使用は向かないものが存在します。
- 妊娠中は不安定で敏感になりやすい
- 効果や効能によって妊娠時には向かないものがある
とくに妊娠前期は肌が敏感になっているため、直接肌に触れるような使い方はできるかぎり避けたほうがいいでしょう。
また、アロマオイルの効能として通経作用というものがあります。これは生理を促す作用です。
その効果によって、女性ホルモンであるエストロゲンに影響を与えてしまう可能性もあります。
妊娠時以外であれば別ですが、生理などを促す作用は、妊娠時にはとくに危険がともないます。
ポイントは時期・全面的に禁止されているわけではない
ここまで妊娠時の注意点をお伝えしてきましたが、アロマオイルは全面的に禁止されているわけではありません。
冒頭でもお伝えしましたが、注意事項を守り、ポイントさえ押さえておけば十分に楽しむことができるでしょう。
- 妊娠の時期に注意
- 前期と後期で分ける
使い方によっては、ストレスを軽減して妊娠時の負担を減らしてくれる、必須アイテムになります。
ただし妊娠期の中でも、前期と後期に分けて使い方などを、変えていく必要があります。
妊娠前期は不安定なことも多く、より注意が必要です。妊娠後期は、前期に比べると、楽しみ方や範囲も広がるでしょう。
【必見】妊娠時にOK・NGなアロマオイルと使い方とは
ここでは妊娠時の使用に向いてる・向いていない・アロマオイルの種類と使用方法について知っておきましょう。
絶対にリスクを避けるのであれば、使わないという方法もありますが、それはあまりにももったいないです。
なぜなら、アロマオイルは上手に使うことで、妊娠時の心身の負担を減らしてくれるからです。
妊娠時に向いているOKなアロマオイル
オススメなアロマ
- グレープフルーツ
- レモン
- スイートオレンジ
- ベルガモット
- マンダリン
おすすめの使い方・使用方法
妊娠時の使い方として、もっとも向いているのが芳香浴です。
香りの強さも調整できることはもちろんのこと、準備もカンタンですぐに楽しめることができるお手軽さも魅力。
- 芳香浴
- アロマスプレー
- アロマキャンドル
リラックスしながら部屋のなかで香りを楽しむことができるので、負担も非常に少ないです。
その点ではアロマスプレーなどもおすすめ。
楽しみたい時に、好きな場所に吹きかけるだけですので、まさに妊娠時に向いた使用方法ともいえるでしょう。
そのほかにもお風呂の時に使用したり、アロマキャンドルなど、その楽しみ方は豊富です。
妊娠時に向いていないNGなアロマオイル
NGなアロマ
- レモングラス
- クラリセージ
- ジャスミン
- ローズマリー
- ペパーミント
知っておくべき注意点・使い方
まず、妊娠時は香りや刺激などに敏感になります。
そのため、香りは強すぎないように調整しましょう。使用時間についても注意が必要です。
なるべく長時間の使用は避け、一時間程度を目安にして楽しむようにしましょう。万が一気分が悪くなったりしてしまった場合は、すぐに使用を中止してください。
- 長時間の使用は避ける
- 多くても一時間
- ムリはしない
そして、オイルマッサージなどについては、じつは賛否両論の意見があります。
妊娠時期や方法によっては、使用をOKとしているケースとNGにしているケースが存在していますね。
使い方によっては問題がありませんが、知識がないままおこなうのが危険です。
妊娠時期に最優先すべきものは、お腹の赤ちゃんと自分自身の身体の健康であることは忘れないようにしましょう。
妊娠時もアロマオイルを上手に活用しよう
妊娠時に苦労する症状の緩和作用
効果や効能
- 妊娠線の予防
- つわりなどの緩和
- 睡眠の改善
- リラックス作用
上記を見ての通り、妊娠時特有の症状には、アロマオイルはとくに効果を発揮することがわかりますね。
具体的には、つわりなどは食欲の減退をおこし、さらに寝つきなども悪くしてしまいます。
また、ストレスが溜まることでリラックスすることも難しいでしょう。
そんなときに、効果的なアロマオイルを用いることで、これらの症状を緩和することが出来ます。
ぜひ、必要なタイミングで活用してみてくださいね。
大切なのは使い方と知識
ここまで妊娠時のアロマオイルの使い方について、紹介してきました。
妊娠時は急激な体の変化によって、刺激の強いアロマオイルというのは、楽しみ方が難しいものです。
しかし、繰り返しになりますが、注意事項を守ることで問題なく楽しむことが出来ます。
とくに妊娠しているときは、本人しか分からない苦労も多いですし、ストレス発散の方法もムズカシイ時期。
そんなときにアロマオイルは重宝されるアイテムになります。安全に、そしてなにより楽しくアロマと付き合っていきましょう。
また、妊娠に関係なくアロマを使用するときは、アレルギー反応を起こすケースもあります。
下記で事前に確認をおこなっておきましょう。
大丈夫?使う前に要チェック!アロマとアレルギーの関係性とは?
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
妊娠中は、当日の気分や体調と向き合いながら楽しむことが、気分良く楽しむコツでもあります。
出産までのちょっとした楽しみや息抜きとして、アロマを使い、無事に大切な出産日を迎えてくださいね。
あなたの悩みがひとつ消えますように。最後まで読んでいただき有難うございました。